ブックマーク / apot.exblog.jp (5)

  • ドク談シリーズ(2) なぜ日本ではドクターの就職が難しいの? | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより

    の企業は博士号取得者を採りたがらないとよく言われますが、こと製薬企業に関しては、特に大手は昔から相当数の博士号取得者を採用しています。中堅どころでもそれなりに採用されていました。しかし採用人数という全体の枠が狭められる中、厳しいのは何も博士だけではなく、修士や学士だって全員が希望する企業に入れるわけではないのが現状ですから、数ばかり増えて求人が減っている博士にとってはなおのこと厳しい時代でしょう。 日の企業が博士号取得者を採用したがらないのは、彼ら彼女らが人材として使いにくい、あるいは扱いにくいからだとよく言われますが、これは上記に加えてさらにという部分になります。採用側からすると何がどうあれ結果的にそうなるという側面はあるのかも知れませんが、これだけが理由ではないような気がします。 アメリカのことを持ち出すと不愉快な方もいるかも知れませんが、ともかくアメリカでは、製薬会社の研究員と

    ドク談シリーズ(2) なぜ日本ではドクターの就職が難しいの? | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより
    hidt
    hidt 2010/01/04
    ちょっと酷ではあるが、入社4年目のトップ層と比べられるというのは正しいかもしれない。本来そういう修士時点で優秀層が進学すべきなのだが、日本では必ずしもそうではないという矛盾。
  • 最近の製薬アウトソースとレイオフ事情 | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより

    In the Pipeline のDerekがブログで紹介している自身のコラムによると、PfizerにはWyethの買収前、900名のケミストがいたそうだ。そこにWyethの350名が加わったわけだが、合併後のケミスト総数が1250のまま行くと考えていた人はさすがにいない。1000名前後に落ち着くのではというのが大方の予想だったようだが、ふたを開けてみれば何と850名に削減なのだとか。つまり合併前のPfizer単体の時よりも少なくなるということ!今年はJ&Jも大規模なレイオフを発表しているし、Schering Ploughを吸収して先日新たにスタートしたMerckでも同様なことは起こると予想される。 さらにこれまでは、レイオフといえばPh.D.の中間層が主に対象となって、ベンチワークの主力であるBSやMSのケミスト(RA)は、人件費が低いことと現場の実働部隊であることから比較的安全とされて

    最近の製薬アウトソースとレイオフ事情 | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより
    hidt
    hidt 2009/11/13
    「Ph.D.はオフィスで新しい化合物のデザインだけし/、ベンチワーカーは言われた化合物をラボでひたすら作ると。」これよく言われるけど、Ph.Dはそれで楽しいのかね。。。
  • 会社に対してどの程度の忠誠心を持つべきか | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより

    堅いタイトルにしてしまいましたが、初めて転職という可能性を考えたのは、日の会社に入社して12年目くらい、海外の共同研究先に出向して確か9ヶ月くらい過ぎた頃。確かに会社には自分を育ててもらいました。曲がりなりにも研究職を続ける間に上司や先輩、時には後輩からもいろいろ教えてもらったし。その上、海外ベンチャーに派遣までしてもらった(行きたくないのに行かされたのではなく、希望して行った)わけですから、当然会社には感謝こそすれ、恨みとかはまったくゼロではないにしても(^^;)、まあほとんどありませんでした。 でも感謝することと忠誠を誓うみたいなこととは、当然ながら別のことです。育ててもらったから、その会社のために尽くそうという心理がある程度働くのはもちろんあると思いますが、絶対にそうせねばならないというほどのものではありません。一社員と会社の関係というのは、うまくいっている間は何も問題がありません

    会社に対してどの程度の忠誠心を持つべきか | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより
    hidt
    hidt 2009/10/24
    「こんなにがんばって会社に尽くしてきたのだから会社は自分を大事にしてくれるはずだとかいうのはまったく手前勝手な思い込みで、そんな約束は誰もしていません。」最近この人もこういったエントリーが多い気がする
  • 究極の選択? | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより

    Michi Kaifuさんのエントリーから辿って、シンガポールのニート海外就職日記、さらに発言小町のトピック、「が病気の時、夫は会社を休むべきか?(もうちょっと正確に言うと、には生まれたばかりの赤ちゃんがいて、自分は高熱出してるのにずっと赤ちゃんの世話をしなければいけない状況)」と続くスレッドを見て、考えさせられました。 うわーっ!女性の側からしてそこまで言うのですか!と今でこそ感じますが、正直に昔の自分を振り返れば、私も以前日にいたとき、少なくともマインドセットとしては「社畜(^^;)」といわれる側に近い方にいたような気がします。まあ研究職というのは、いきなり休んでも周囲にそれほど大きな影響も迷惑も与えない場合が多いので、そういう点では比較的恵まれている職種だと思いますが、それでさえ今から思えばなぜだかわからないほどストイックに会社に行って、長時間働いていたものでした。その上さら

    究極の選択? | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより
    hidt
    hidt 2009/10/22
    「人生には日本の中に限らないいろいろな選択肢、しかもけっこう充実感のある、今まで以上に人生を楽しめる選択肢もあり得る」
  • Iron Chemistの条件は? | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより

    このところまたベンチワークの時間がやや増えたのですが、4年くらい前に、合成化学者は熟練すると、ひとりでもジュニアなケミストの2倍以上の生産性になると豪語してしまった(^^;)ことがありました。3月のJBCツアーの懇親会の席で、これは具体的にどういうことなのかという質問を受けました。そのときにもあれこれと答えたのですが、要は小さなことの積み重ね。自分が鉄人の域とか思っているわけでは決してありませんが(^^;)、もう少し補足して書いておこうかなと。 合成化学の律速段階のひとつは精製。ほとんどきれいなのに最後の結晶化だけで何日も費やすなんてこともあって、これがさくっとできるかどうかは非常に重要。ここでのポイントは、「どうして欲しいか化合物に聞け(Ask your compound how it wants to be treated)」ということです。これは特に結晶化の溶媒選択に関してのことにな

    Iron Chemistの条件は? | A-POT: シリコンバレーのバイオベンチャーより
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