化工誌編集委員会監修のもと2009年より翻訳・掲載してまいりました英文記事は、経費削減のため2012年3月号を持ちまして休止することとなりましたのでご報告いたします。
化工誌編集委員会監修のもと2009年より翻訳・掲載してまいりました英文記事は、経費削減のため2012年3月号を持ちまして休止することとなりましたのでご報告いたします。
2009年11月11日カナダは化学分野のライジングスターを失いました。その若手研究者の名はKeith Fagnou。オタワ大学の准教授で享年38歳という若さでした。原因はなんとH1N1インフルエンザ。肝臓も悪かったという話も聞きますが、直接的な原因はやはりインフルエンザのみようです。 Chem-StationではTwitterでいち早くこの衝撃的なニュースを報道しました。そして、彼のあまりにも早い旅立ちから2ヶ月の月日が流れました。新年第一回目のつぶやきは「追悼企画」としてFagnou教授の生い立ちから、研究内容まで追っていきたいと思います。 カナダの中西部のサスカチュワン州(Saskatchewan)サスカトゥーンはサスカチュワン州最大の都市で都市中央部を流れるサウスサスカチュワン川にかかる7つの橋から、「橋の町」と呼ばれています。1971年6月27日、この町でKeithは生まれました。
ナフサ価格もこれに合わせて上下している。 国産ナフサ基準価格は2008年4Qの52,000円/klから2009年1Qは27,000円に急落、その後、33,300円、41,200円と上昇した。 10月の輸入価格は円高の影響も受け39,304円、11月は39,836円となった。 2ヶ月平均での国産ナフサ基準ベースは 41,500円と、第3四半期比で300円高となっている。 ナフサ価格は上昇しつつあるが、需要減少のなかで一旦下がった製品価格を値上げするのは困難であり、損益に悪影響を与えている。 円高のなかでの製品価格値上げで海外価格との差が大きくなると、海外品の流入も懸念される。 円高が続いている。当初はドル安の影響であったが、その後、中東の不安でユーロも売られた。 ナフサは安くなるが、輸出手取りが減るほか、海外からの流入の恐れも出てくる。 化学品の国内出荷は低迷しているが、中国向けの輸出が好調
有機化学の論文にはときどきラテン語が出てきます。例えば e.g. とか et al. などなど。いくつか論文を読んでいるうちにわかってくるものですが、今回リストアップしてみました。それから、読み方がわかりにくいものもあるので発音記号も併記しました。 (1) et al. [ètl] およびその他 英語では and others。著者名を省略するときなどに使います。例えば著者が 3 人以上いるときに代表者の名前を挙げて Yukikagaku et al. のように表記します。et al. は et alii の略なので et の後にピリオドは付かないので注意。似た意味のラテン語に etc. (et cetera) があります。 (2) ibid. [ibid] 同書に、同じ箇所に 例えばリファレンス 5) に ibid. と書かれていたら 1 つ前のリファレンス 4) と同じ文献という意味。
一般的な話題 日本に居ながら、ナマの英語に触れる工夫 2009/9/26 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 化学英語・日常英語 Nature, Web2.0, ポッドキャスト, 英会話, 英語 コメント: 0 投稿者: cosine グローバル化の流れにある現在、化学の世界に限らず、英会話スキルは各方面で必要不可欠となりつつあります。しかし日本の英語教育はちょっとどころではなくアレで、読み書きは何とかできても、聴きとれないし喋れない人間が量産されている惨状です。 日本の英語教育が文法・英作文偏重になっているのが主要因です。聞くところでは、日本の高校レベルの英文法とは、英語圏では大学でようやく矯正されるレベルのものなんだとか。 そんなレベルの文法をなぜムリして学習しているのか?――その背景にあるのは、先生側が点数・成績を付けやすい教育システム=「管理側・オトナがラクできる」モチベーションに
このところまたベンチワークの時間がやや増えたのですが、4年くらい前に、合成化学者は熟練すると、ひとりでもジュニアなケミストの2倍以上の生産性になると豪語してしまった(^^;)ことがありました。3月のJBCツアーの懇親会の席で、これは具体的にどういうことなのかという質問を受けました。そのときにもあれこれと答えたのですが、要は小さなことの積み重ね。自分が鉄人の域とか思っているわけでは決してありませんが(^^;)、もう少し補足して書いておこうかなと。 合成化学の律速段階のひとつは精製。ほとんどきれいなのに最後の結晶化だけで何日も費やすなんてこともあって、これがさくっとできるかどうかは非常に重要。ここでのポイントは、「どうして欲しいか化合物に聞け(Ask your compound how it wants to be treated)」ということです。これは特に結晶化の溶媒選択に関してのことにな
結合切断のハサミ、ときどき論文やプレゼンテーションで見かけるようになりましたね (例えば この論文 の Graphical Abstract)。創薬化学でも合成展開 (薬の候補化合物の構造変換) で 「ここの結合を切っってこっちでつなげた化合物を作ってみました」 なんて時にハサミを使っているのを見かけます。そんな結合切断のハサミ、私は使ったことがなかったのですが、会社の同期が使っていて書き方を教えてもらったのでご紹介まで。 画像ファイルを使ってもいいのですが、拡大や回転させたときにどうしても汚くなってしまいます。そこで役立つのがフォント。 ① 半角でダブルクォーテーションマーク 「"」 (Shift+2) を書く。 ② フォントを 「Wingdings」 に変換する。 ③ 「Object」→「Rotate」 で好きな角度に調節する ④ 色を変えたり配置したりして完成! これで拡大縮小・反転
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