450年余りの歴史を持つ光賢寺(八頭町船岡)の住職を務めながら、僧侶仲間らとともに1996年に市民団体「いのちみつめて」(鳥取市)を結成し、「命」をテーマにした講演会などを企画。これまでの開催数は52回を数え、講師は著名な僧侶のほか、作家五木寛之さん、イラク支援ボランティア高遠菜穂子さんらと幅広い。支援会員は一般市民も含め約80人で、仏教界にとどまらない。徐々に地域に根を張り、輪を広げる西池さんに、活動の手応えなどを聞いた。 ――活動のきっかけは 95年の晩秋、友人が自死したことです。彼の死を無駄にせず、大切にしなければならないと思いました。そのためには「命」とは何か、と考え続けることが大事だと思い、所属する浄土真宗の僧侶やその友人たち十数人で市民団体を作りました。 ――僧侶としての活動の幅を広げたのですね 仏教とのかかわりは、お葬式や法事の時だけ、という方も多い。最近は、特定の宗教にとら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く