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ブックマーク / www.geekpage.jp (7)

  • Geekなぺーじ:UNIX哲学の基本原則

    「Basics of the Unix Philosophy」でUNIX哲学の基原則がまとめられています。 UNIXの設計思想として紹介されていますが、多くは普通のソフトウェアを設計する場合にもあてはまると思われます。 1. Rule of Modularity(モジュール性): きれいなインターフェースで接続された、簡潔な部品を書きましょう。 2. Rule of Clarity(明瞭さ): 明瞭さは賢さよりも良いです。 3. Rule of Composition(構成): 他のプログラムと接続できるようにプログラムを設計しましょう。 4. Rule of Separation(分離): ポリシーとメカニズムを分離しましょう。エンジンとインターフェースを分離しましょう。 5. Rule of Simplicity(単純性): 単純化された設計をしましょう。複雑さは必要な時だけ追加しま

  • ラムダノート社で「プロフェッショナルIPv6」を執筆した理由:Geekなぺーじ

    個人的には、拙著「プロフェッショナルIPv6」は、世界で最も詳しくて読みやすいIPv6解説だと考えています。 450ページを超えるコンテンツを全部タダで読めるというのも大きな特徴です。 このような「プロフェッショナルIPv6」の企画は、ラムダノート社でしか実現できなかったと私は考えています。 いまでこそ、ラムダノート社は複数のIT技術書を出版する出版社ですが、IPv6の企画が開始した段階では、ラムダノート社は、まだ一冊も出していない状態でした。 それでも、私はラムダノート社でIPv6を出したかったのです。 鹿野さんが経緯を紹介している通り、クラウドファンディングでIPv6を作ろうと考えて、鹿野さんに声をかけました。 k16's note: 技術書をクラウドファンディングで出版してみた 鹿野さんに声をかけた理由は主に2つです。 ひとつめは、クラウドファンディングで書籍を作り、電子版を

  • すごいIPv6本を無料配布!:Geekなぺーじ

    2021年12月20日追記:第2版できました! IPv6を解説した「プロフェッショナルIPv6」をラムダノート株式会社から出版しました。 初版は456ページになりました。紙版の厚さは23mmになる予定です。 現時点で、IPv6に関して世界で最もまとまっているIPv6であると個人的に考えています。 「プロフェッショナルIPv6」は、株式会社日レジストリサービス様、BBIX株式会社様、NTTコミュニケーションズ株式会社様、日ネットワークイネイブラー株式会社様、クラウドファンディング(「すごい技術書を一緒に作ろう。」という企画です)でのみなさまによるサポートにより実現しました。 IPv6に関する技術情報を広く公開するという趣旨に賛同いただき、書の執筆と制作、公開にあたって多大な協賛をいただきました。ありがとうございます!!! 「プロフェッショナルIPv6」は、通常の書籍として5000円で

  • DNSブロッキングは筋が悪いのか?:Geekなぺーじ

    で行われている児童ポルノブロッキングで採用されているのは、DNSキャッシュサーバがブロックリストに掲載されたFQDNの名前解決を行わないという、DNSキャッシュポイズニングという手法です。 この手法は、主にISPが提供するDNSキャッシュサーバにて行われているので、児童ポルノブロッキングを行っていないDNSキャッシュサーバを利用することで回避が可能です。 また、IPアドレスを直接指定して通信を行うことで回避することも可能です。 このような手法が採用されていることに関して、「アホじゃないの?」とか「ザルじゃないの?」という感想が述べられがちです。 昨日、以下のような記事が出ていましたが、それに対しても「仕組みを考えた奴はバカだろう」的なニュアンスの感想が散見されます。 児童ポルノ遮断、「IP直打ち」ですり抜け横行 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 私の感想 「IPア

  • 2017年8月25日の大規模インターネット障害:Geekなぺーじ

    先週の金曜日、Googleが誤った経路をインターネットに流したことによって、大規模な通信障害が発生しました。 大きな影響を受けたのが日のOCNとKDDIだったとされていますが、様々な事業者が影響を受けたようです。 ネットワーク障害 グーグルが設定誤りで謝罪 グーグルが謝罪 大規模ネット障害、装置の誤操作が原因 ニュース解説 - 米グーグルの設定ミス、なぜ日の大規模ネット障害を引き起こしたのか?:ITpro BGP leak causing Internet outages in Japan and beyond 8月25日に発生した大規模通信障害をまとめてみた 今回の障害は、世界中の組織とBGP(Border Gateway Protocol)で繋がっている巨大なネットワークを持つ「Googleだからこそ」の事例と言えそうです。 ここでは、その理由を紹介します。 ネットワークのネットワ

  • 努力の結果を「才能」や「センス」で片付けないで欲しい:Geekなぺーじ

    色々なところで「センス」とか「才能」があるかないかについて語られることがあります。個人的な感想として、「センス」とか「才能」というようなものは、恐らく存在すると思います。 たとえば、全くやったことがないことを初めて習うときに、それが身に付くのが早いかどうかには個人差があります。 しかし、どこまでが「センス」や「才能」であって、どこまでが努力の結果であるかを第三者がパッと見て判断するのは、実際は難しいのではないかという感想も最近持つようになりました。 センスで片付けて欲しくない! 「センスありますね」と言われて、「いやいやいや、それは違いますよ」と言いたくなるような事例として、たとえば、いかのようなものが考えられると思います(注:フィクションです)。 知人にチラシ作成を頼まれたときに、レイアウトやデザイン関連のをいくつか購入しつつ勉強して作った成果物に対しての褒め言葉が「センスありますね」

    higed
    higed 2017/06/20
  • svn+TeXでcommitするとPDF - オーム社開発部の出版システムでの書籍執筆:Geekなぺーじ

    以前、オーム社開発部の出版体制を取材しましたが、今回、私自身がそのシステムを使ってを書きました。 Subversionでバージョン管理をしつつLaTeXを書く形式です。 複数人でを書く時にバージョン管理ツールを使わないと、誰がどこをどういじったのかがわからなくなったり編集箇所が競合する場合が多いのですが、Subversionを使うことでそれらが解決可能です。 さらに、筆者か編集者のうちの誰かがsvn commitを行って最新版を更新すると、それに連動して最終原稿として印刷所に入稿されるものと同じ形のPDFが自動的に生成され、DTP作業がゼロになるとともに、筆者がアウトプットを細かく確認ができるという特徴もあります。 しかも、Subversionのコミットメールを編集者側も見ていて、該当部分に対する編集やコメントがすぐに投入され、こちらが文章を書いた数分後に編集側意見が含まれるPDF

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