11月5日、ロシア人の過半数は東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」を誰が建設したのか知らないことが調査で明らかに。写真はモスクワの赤の広場で昨年4月撮影(2009年 ロイター/Alexander Natruskin) [モスクワ 5日 ロイター] ロシアの調査機関VTsIOMが5日発表した世論調査で、ロシア人の過半数は東西冷戦の象徴だった「ベルリンの壁」を誰が建設したのか知らないことが明らかになった。 それによると、住民の流出を防ぐために建てられたこの壁を、ソ連政府と東ドイツ政府が作ったという正しい知識を持っていた人は24%にとどまり、回答者の58%は誰が作ったかは知らないと答えた。 また、ベルリン市民が自分たちで建設したと答えた人が10%おり、西側諸国が建てたという回答が6%、ソ連と西側諸国が協力して建てたとの回答が4%あった。