『水からの伝言』という本があります。著者の江本勝は、水を凍らせるときに「ありがとう」や「平和」など「よい言葉」をかけると美しい雪花状の結晶ができて、「ばかやろう」や「戦争」など「悪い言葉」をかけると汚い結晶ができる、と主張しているのですが、この本は有名なニセ科学書で、科学的な価値は何もありません。この本のどこがどう間違っているのかは、すでにあちこちで取り上げられています。『水からの伝言』について、詳しく知りたい方は以下のリンク先を参照してください。
かつて、私は複数の管理栄養士養成課程のある大学の図書館で委託として働いたことがある。普通の大学図書館とは少し異なるところがあり、そこから管理栄養士養成課程と大学図書館のかかわりについて思うところがあるので、書いてみよう。 管理栄養士のための蔵書 一般に、管理栄養士のテキストとして出版されている本というのは、ほとんど決まっている。これは、図書館情報学のテキストが特定の出版社のシリーズものばかりというのと近い。しかし、実際には講義で指定される参考図書や教科書はもっと幅広い。これは、いくつかの医学分野の本や、社会、教育に関する領域は栄養士向けではない本が多く出版されているからだ。 また、調理実習が多いため一般向けの料理本もかなり所蔵している。もちろん特定の疾患を抱えた人向けの料理の本もある。料理本については、かなり公共図書館に近いところがある。料理の本は結構古いものでも学生に利用される。 逆に、
二酸化炭素を送り込むテント。本を納めた段ボールごと成虫や卵を駆除できる=国立国会図書館 書籍類の虫食い被害防止に、国立国会図書館が本格的に取り組んでいる。外部から持ち込まれた書籍類が虫に食われたり、虫の餌となるカビが広がったりという被害が急増。二酸化炭素ガスで虫や卵を窒息させる手法を採り入れ、効果が出ている。同図書館は国内外の他の図書館にもノウハウを提供している。 8月上旬、地下1階に用意された大型保温テントに66箱の段ボールが運びこまれた。脇に置いた6本のボンベから、濃度60%の二酸化炭素ガスが流し込まれた。 段ボールの中身は、個人や団体が所蔵していた1930〜40年代の和紙製の書籍や小冊子だ。同図書館資料保存課の中島尚子さんは「室温25度、濃度60%で2週間燻蒸(くんじょう)すると、成虫はもちろん、目に見えない卵まで駆除できます」と話す。 同図書館の書庫の大半は閉架で、これまで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く