昨日,キャリナビの記事の感想と絡めて4/3のクローズアップ現代についても言及した記事を書いたところ,id:highcampusさんから早速トラックバックをいただきました。どうもありがとうございます。 そろそろ発想力(笑)とか地頭力(笑)とかについて一言言っとくか お礼がてら,コメント欄に拝読しての感想を書きたくなったのですが,長くなるので,トラックバックとして書かせていただきます。 以上のように、一見0から1を作っているように見える「発想」だか「地頭」だかも、結局は過去に自分の中に取り入れた要素を組み合わせることによってしか、つまり1から2や3を作るということでしか、不可能であることは明白だ。 その通りだとlionusも思います。 多分,恐らく,一般的に”0”と思われているところから1を”発見”する能力なのかもしれません。 それにもかかわらず、番組内では新卒採用試験において、既存の要素を組
2008年04月04日15:15 カテゴリLogos 地頭力?石頭力! またダンコーガイにお呼びがかかったみたいなので。 そろそろ発想力(笑)とか地頭力(笑)とかについて一言言っとくか - 裏になるもの 新卒採用において学生に求める能力であり、なんでも0から1を生み出す力のことらしい(これはあくまで番組中のある会社が言っている定義のようだけど)。 これ見て"?"だったのだけど、以下を見て"!"となった。 地頭力 | Okumura's Blog 今日のNHKクローズアップ現代は「富士山をどう動かしますか? 〜 “地頭力”(じあたまりょく) の時代〜」。就活中の学生(特に理系)が誤解しないように書いておくと,ゴジラを呼んできて動かしてもらうといった「ユニークな」答えを求められているのではなく,理系の思考ができるかどうかを問われているのである。 地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」
はじめに 今日のクローズアップ現代のテーマが地頭力だった。 新卒採用において学生に求める能力であり、なんでも0から1を生み出す力のことらしい(これはあくまで番組中のある会社が言っている定義のようだけど)。「0から1を生み出す」っていうところにカチンときたので、だらだらエントリかくはめになった。要点は三つ。 ・0から1を生み出せるわけ無いだろ ・でもクリエイティブ職は0から1を生み出せるのか? ・まあ僕は1と1をつなぐ過程の方に魅力を感じるけどね 0から1を生み出せるわけ無いだろ 結論からいうと、どんな独創的なアイデアも、既存のものからしか生まれない。 このことはもう1988年にジェームス・W・ヤングという人が「アイデアのつくり方」という本で言い尽くしたことなので、21世紀には常識かと思っていたんだけど、どうやらあまり認識されていないようだ。もう一度引用して繰り返す。 アイデアとは既存の要素
紹介したいモノコトおもわず、「じとうりょく」と読んでしまいそうだけれど、最近売れ行きが良いらしいこの本(→地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」)を題材にしたのか、NHKのクローズアップ現代が「地頭力」を特集していたので、ほぼ日の糸井重里さんが出演しているということもあり(ファンです)、見てみることにしました。今日はそれを題材につれづれと。 まずはじめに、番組の内容は?というと、今企業は10から100を生み出す人材よりも、ゼロから1を生み出す人材を求めているとのこと。何もないところから誰かの役に立つ何か(つまり価値)を生み出せる人を採用しようと、従来の知識吐き出し型テストでの入社試験を廃止し、あたらしい採用方法をとるようになっている。そのキーワードが「地頭力」だそうです。ただ、地頭力の本を本屋で立ち読みしたことがあるのですが、もともとの地頭力の定義は、「知識によらない論理性」くら
名言集を読んでいるとき、仕事をするときは上機嫌でやれ(アードルフ・ワーグナー)という金言をメモした。 上機嫌か? この上機嫌という言葉が頭の隅の残っていたとき、本屋で『上機嫌の作法』を発見した。 上機嫌だけで一冊の本を書いてしまうとは、さすが齋藤孝である。どうやって一つの切り口を広げていくのかも知りたいと思った。 上機嫌はバカ、不機嫌は知的というのは嘘。上機嫌と頭がいいとは両立する。気分をコントロールできるということは社会性があるということ。不機嫌が癖になると、心の運動能力が下がる。 上機嫌の技は天然のご機嫌さではなくて「・・・・にもかかわらず上機嫌」「・・・・・敢えて上機嫌」というようなもの。<にもかかわらず>や<敢えて>に知性の成熟がある。 「背負うものを減らすことで上機嫌が高まる」(P55)で、谷川俊太郎さんの言葉が紹介されていた。 言葉というものを使って仕事をして、50年以
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