アニメ『とある魔術の禁書目録』を見てて、いつもちょっとひっかかってることがあって、それは、 「科学と魔術が交差するとき、物語は始まる」といういつも予告で言ってるセリフというか、文言。 魔術、呪術って、広義の科学じゃないの?・・・というのがいつも頭をよぎってしまうのだ。 そもそもここで言う魔術は、Zauberなのか、Hexenschaftなのか、いったいどっちなんだ。 以下、アニメ、ラノベに全然関係ないことをグダグダ書いておくので、タグは一応「民俗」扱いにしておく。厳密には民俗でもないけど。(笑) 元来、非英語圏・欧州では、呪術と妖術というのはかなり厳密に区別されていて、魔術、呪術、錬金術、魔道といった類は、体系をもった科学以前の科学だった。 近代科学によってそのほとんどは否定されてしまっているけど、そこには科学につながるであろう、合理的な考えの萌芽があって、原因、結果、予測、といったものが