日本でのP2Pファイル共有ユーザに対する著作権侵害での逮捕件数は、おそらく世界でもトップレベルだと思うのだが、それがP2Pファイル共有を利用した著作権侵害の効果的な抑止力となり得ているかといわれれば、その効果を疑問に思わざるを得ない。 これに関しては、ACCS専務理事の久保田さんも同様に考えていて 久保田氏は、アップロード行為者に対する刑事摘発が現状では「年間3〜4件ペース」と説明した上で、「その程度では違法アップロードへの抑止にはならない」と指摘。警察庁が中心となり開催する協議会では、「1カ月に1件程度摘発することで、ファイル共有ソフトの利用者への抑止効果が出る」といった議論もあると紹介し、自らも取り締りを強化する必要性を訴えた。 【デジタル時代の著作権協議会シンポジウム2009】 ファイル共有ソフトの著作権侵害対策、毎月摘発で抑止効果!? -INTERNET Watch と、取り締まり