2016-09-15 効き目がありすぎて寝食も忘れるほどヤル気がみなぎるので「ここぞ!」という時以外、この本を読まないでください。《リーディング・ハイ》 天狼院スタッフの山本です。 「最近、なーんか、足りないんですよね」 あまりにも脈略なく口にしたので、隣にいた上司が、え? という顔をした。 「なんだか、火が消えちゃったような気がするんですよ。情熱、というか、脇目もふらず、一心不乱にガーッと突き進む気持ちというか……」 おいおいどうしたんだ、と、上司が眉をひそめる。 なぜいきなりこんなことを言い出したかというと、めっきり、私は、悩み込んでしまっていたのだ。 もっともっと仕事のスキルを磨きたくて、もっともっと成果を上げられるようになりたくって。 けれど、現実はなかなか追いついてこなかった。どうしたらいい企画のアイデアが出てくるのか、面白いと思ってもらえるようなことができるのだろうか……頭をひ