東芝のHD DVD撤退によってついにBlu-ray Discに1本化された次世代光学ドライブは、順調に高速化され、メディアも低価格化が進んでいる。BDドライブが主流になるのも時間の問題だ。 2008年のBD関連のトピックスとしては、高速化とメディアの急速な低価格化が挙げられるだろう。高速化については、すでにBD-Rへの8倍速記録に対応したドライブが登場し、最大記録速度と言われている12倍速まであと一歩というところまで到達した。一方、メディアの低価格化も著しい。なかでもBD-Rは、2倍速用などの低速メディアであれば、5枚/10枚パックなら1枚あたり300円程度で購入できることもめずらしくない。6倍速メディアも大手家電ショップで5枚パックが3,000円程度で購入可能になった。 しかし、高速化やメディアの低価格化が進む一方で、PC用ドライブとしての普及は、今一つ盛り上がりに欠ける状況が続いている