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ブックマーク / nagoya-meshi.hateblo.jp (8)

  • 名古屋エリア限定の「志の田」をご存じか? - 永谷正樹、という仕事。

    少しシリアスな内容が続いたため、ちょっとここらで箸休め(^^;) 私は初めて訪れる店できしめんをべるなら、「かけ」と決めている。うどんと違って、カマボコや煮揚げ、青菜(ホウレン草など)、花かつおと具材が豪華なのでシンプルな「かけ」でも十分に楽しめるのだ。名古屋人好みに甘辛く煮た油揚げの味付けを堪能したり、店によってはカマボコを飾り切り、とまではいかないにしてもカッコよく包丁が入れてあったりするのを眺めるだけでも楽しい。 通常、名古屋の麺類堂では「かけ」のきしめんにはたまり醤油の「赤つゆ」、天ぷらや玉子とじには白醤油の「白つゆ」とそれぞれ使い分けている。「赤つゆ」は「かけ」でしか味わえないのだ。まぁ、注文時にあらかじめ伝えれば、大半の店が作ってくれるのだが。逆パターン、つまり「かけ」を「白つゆ」で注文するのはあまり聞いたことがない。ひょっとしたら追加料金が必要になるかもしれない。興味ある

    名古屋エリア限定の「志の田」をご存じか? - 永谷正樹、という仕事。
    hikimato
    hikimato 2017/01/21
  • あんこ入りコーヒーは、当たり前じゃねぇからな! - 永谷正樹、という仕事。

    名古屋人は大のあんこ好き。というのは、小倉トーストの記事でも触れた。「大のあんこ好き」を強調するために、わざわざ「コーヒーにあんこを入れるほど」という一文を付けくわえた文章を見かけたことがある。たしかに名古屋にはあんこが入ったコーヒーはあるにはある。しかし、地元ではウインナーコーヒーよりも需要が低いのではないかと思う。私も取材以外でほとんど飲んだことがない。極楽とんぼの加藤浩次さんの言葉を借りると、「当たり前じゃねぇからな!」ってことになる。 先日、友人と一緒に喫茶店チェーンの『元町珈琲』に行ったときのこと。何を注文しようかとメニューを開くと、「小倉珈琲」なる新メニューが目に飛び込んできた。写真も載っていて、ウインナーコーヒーのようにホイップクリームが盛られていた。いや、正確に言うと、ホイップクリームにこしあんベースのソース的なものもかかっていた。この日はラーメンべた直後だったこともあ

    あんこ入りコーヒーは、当たり前じゃねぇからな! - 永谷正樹、という仕事。
    hikimato
    hikimato 2017/01/15
  • リッチな気分になれるのがツボ!?イタリアンスパゲティの人気の秘密 - 永谷正樹、という仕事。

    ここ2日間ほど喫茶店の鉄板を使った料理を紹介してきた。名古屋エリア以外で鉄板はステーキやハンバーグなどの肉料理にしか使わないだろう。つまり、鉄板はセレブな料理の象徴なのである。だから名古屋で、それも大衆文化の象徴ともいうべき喫茶店で広がったのだと私は考える。 熱々の鉄板に盛られたイタリアンスパゲティがジュージューと欲をそそられる音を立てながら席まで運ばれるときに感じるリッチな気分が名古屋人にはたまらなく心地良いのである。フツーでは何千円もするステーキでないと味わえないものが、わずか数百円で堪能できるのである!ローリスク・ハイリターンとはこのことではないだろうか。なんとすばらしいことか! そもそも、名古屋でいちばん最初にスパゲティを鉄板にのせたのは、東区の車道商店街で今も営業している『喫茶ユキ』である。イタリアンスパゲティを考案したマスターの丹羽清さんはすでに他界しているが、生前に私は取材

    リッチな気分になれるのがツボ!?イタリアンスパゲティの人気の秘密 - 永谷正樹、という仕事。
    hikimato
    hikimato 2017/01/09
    こんだけ具の乗ったパスタ食べに行きたい
  • 「喫茶めし」の代表格、焼きそば - 永谷正樹、という仕事。

    東京で喫茶店に入ると、驚きの連続である。フードメニューが少ないのである。カレーがあればまだイイ方で、メニューの端っこにサンドイッチが載っている程度なのだ。しかも、やたらと高い。これではとても腹ペコを満たすことができない。えっ?喫茶店のフードメニューはあくまでも「軽」だって!?軽、すなわち軽い事ということか。うん、それなら納得ができる。 なぜなら、名古屋では喫茶店でガッツリと事ができるのだ。フードメニューがやたらと充実していて、ヘタをするとファミレスよりも多い店もあるほどだ。松花堂弁当風の日替わりランチを出している店も多く、ひと昔前はランチが喫茶店のドル箱だった。牛丼やうどんのチェーンなど安価に事ができる店が増えてから、どの店も苦戦を強いられている。それでも喫茶店でランチをとる人はまだ多い。 名古屋の喫茶店のフードメニューをここでは「喫茶めし」と呼ばせてもらおう。定番のイタリアンス

    「喫茶めし」の代表格、焼きそば - 永谷正樹、という仕事。
    hikimato
    hikimato 2017/01/07
    お店で塩焼きそばって食べたことが無いなあ
  • ♪ソースより、フツーに、味噌が好っき~♪ - 永谷正樹、という仕事。

    10年以上前、県外の人にいちばん理解されなかった「なごやめし」が味噌かつだった。「何もとんかつにまで味噌をつけなくても」とか、「とんかつに味噌というのはナイわ」など、さんざんdisられた。ところが、「なごやめし」のブームが起きると、手の平を返したように、「味噌かつ、旨いんじゃね?」、「とんかつに味噌って意外に合うんじゃね」と、味噌かつマンセー状態になり、「なごやめし」を代表するメニューとなった。 味噌かつといえば、皿に盛られたロースかつに味噌ダレがかかっている(別皿で味噌ダレを提供する店もある)定メニューをイメージするだろう。いろんな店を取材するなかで私は居酒屋の味噌串かつが発祥ではないかと考える。 戦後間もない頃、名古屋駅や伏見などには屋台が建ち並んでいた。豆味噌で牛のスジ肉や内臓を煮込んだどて煮を出す店が多く、その鍋に串かつを浸してべたのだ。揚げ置きして冷めてしまった串かつを温める

    ♪ソースより、フツーに、味噌が好っき~♪ - 永谷正樹、という仕事。
  • 寒い季節は名古屋のご当地鍋「鶏の味噌鍋」で身も心もポッカポカ - 永谷正樹、という仕事。

    鍋が美味しい季節である。鍋料理と聞いて、皆様は何を想像するだろうか?博多のもつ鍋や下関のフグちり、秋田のきりたんぽ鍋、京都の湯豆腐などなど、全国にはさまざまな鍋がある。名古屋でメジャーな鍋といえば、鶏の味噌鍋だろう。 私が初めてべたのは、15年ほど前。名古屋を訪れた編集者に連れて行ってもらった『鳥久』だった。店は納屋橋の近くの堀川沿いにあり、江戸時代後期から明治時代にかけて建てられ、多くの文化人も訪れた名店である。 編集者の目当ては『鳥久』の名物「鶏の味噌炊き」。熱が伝わりやすい銅製、それもピカピカに磨き上げた鍋に鶏ガラスープを注ぎ、独自に調合した豆味噌を溶く。鍋に入るのは、鶏のモモ肉やムネ肉、つくね、肝、きんかんなど。煮込むほどに具材は真っ茶色に染まる。が、味噌がしっかりと染みた鶏肉の旨いこと! 鶏肉や野菜をひと通りべ終わってもまだまだ楽しみが続く。それは、鍋にこびりついた味噌を箸で

    寒い季節は名古屋のご当地鍋「鶏の味噌鍋」で身も心もポッカポカ - 永谷正樹、という仕事。
  • 名古屋の旅で食べ損ねた「なごやめし」をフォローできる駅弁 - 永谷正樹、という仕事。

    お正月休みということで、帰省や旅行で名古屋へ訪れている方も多いと思う。電車での旅の楽しみといえば、駅弁。車窓からの景色を眺めながら、その土地の名物を詰め合わせた弁当を肴に缶ビールをグビリ。これ以上の贅沢はないだろう。 フリーカメラマン兼ライターという仕事柄、私は電車の旅が多い。ひと仕事を終えて、電車に乗り込むときにその駅の名物駅弁を買ってべるのを楽しみにしている。しかし、種類が少ないのである。全国から旨いものが集まる東京駅は別として、大半の駅では幕の内弁当以外の名物駅弁が2,3種類くらいしかない。つまり、駅弁にできるような名物そのものが少ないのだ。 一方、名古屋駅には、名古屋コーチンや味噌かつ、エビフライ、天むす、ひつまぶしなど、ありとあらゆる「なごやめし」の駅弁が揃。どれにしようかと迷うほど種類が多い。しかも、駅弁とはいえ、地元の駅弁メーカーが研究に研究を重ねて作り上げているので、どれ

    名古屋の旅で食べ損ねた「なごやめし」をフォローできる駅弁 - 永谷正樹、という仕事。
    hikimato
    hikimato 2017/01/02
    名古屋に行ったときに思い出したいブクマ
  • 派手好き名古屋の地味すぎるお雑煮 - 永谷正樹、という仕事。

    高校卒業後に進学や就職のために地元を離れたという方は多いと思う。しかし、名古屋では少数派。有名進学校は別として、私の高校時代では卒業後に地元を離れたのはクラスで2,3人程度だったと思う。なぜなら、大学や専門学校は沢山あるし、製造業をはじめとする企業も数多くある。 親兄弟や親戚、友人も近くにいるので地元での暮らしはラクなことこの上ない。しかし、地元以外の文化に接することがないために弊害も少なくはない。東京や大阪からすれば特異に見えることでも名古屋ではごく当たり前だったりするのだ。視野が狭いのである。かく言う私も地元を離れたことがない。18歳まで豆味噌で作る赤だしがグローバルスタンダードだと思っていたほどである(笑)。逆にその視野の狭さこそが全国でも類い希なる文化を育む土壌が生まれたのだが。 前置きが長くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。ブログをはじめてから、わずか1ヶ月そこ

    派手好き名古屋の地味すぎるお雑煮 - 永谷正樹、という仕事。
    hikimato
    hikimato 2017/01/01
    海苔の代わりに金箔が乗っていてもおかしくないだろうと思っていたら本当にシンプルだった……
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