横浜銀行のATMの保守管理を委託された会社の元部長が、客のデータを不正に取得し、キャッシュカードを偽造していたとして逮捕された事件で、警察は、銀行内で使われているカードにデータを書き込む機器を悪用して偽造を繰り返し、合わせて2400万円を不正に引き出していた疑いがあるとみて調べています。 逮捕されたのは、東京・稲城市の電子機器メーカー「富士通フロンテック」の元部長、赤星敏一容疑者(46)です。 警察によりますと、富士通フロンテックは横浜銀行のATMのシステムの保守管理を委託されていましたが、赤星元部長は在職中だった去年10月、横浜銀行のATMでほかの金融機関の口座を利用した客のデータを不正に取得し、キャッシュカード2枚を偽造していたとして、支払用カード電磁的記録不正作出などの疑いが持たれています。 赤星元部長は、ATMに不具合があった場合、カードのデータに異常がないかどうかなどを調べる業務
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