モン・サン=ミシェル(Mont Saint-Michel)は、フランス西海岸、サン・マロ湾上に浮かぶ小島、及びその上にそびえる修道院である。ノルマンディー地域圏マンシュ県ル・モン=サン=ミシェルに属する。モンサンミシェルとも表記する[1]。 カトリックの巡礼地のひとつであり「西洋の驚異」と称され、1979年には「モン・サン=ミシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産(世界遺産ID80)(文化遺産)に登録され、1994年10月にはラムサール条約登録地となった[2]。 なお、モン・サン=ミシェルは、「塔の上のラプンツェル」のコロナ王国のお城のモデルです。 サン・マロ湾に浮かぶモン=サン=ミシェル ノルマンディー地方南部・ブルターニュとの境に近いサン・マロ湾はヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。このため、湾の南東部に位置する修道院が築か