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2000年に発覚したNPO法人「東北旧石器文化研究所」(解散)の元副理事長による旧石器発掘捏造(ねつぞう)事件から10年。 当時、文化庁の主任文化財調査官だった岡村道雄氏(62)が、事件を振り返った『旧石器遺跡捏造事件』(山川出版社)=写真=をこのほど刊行した。 岡村氏はかつて、元副理事長らとともに、後に捏造と判明する宮城県の座散乱木(ざざらぎ)遺跡や馬場壇A遺跡などを調査、同庁の考古速報展でも積極的に元副理事長らによる“発掘成果”を紹介してきた。このため、捏造を見抜けなかったことを批判された上、陰で糸を引いていたなどとも非難された。 著作では「捏造を指示したとか、教唆したとかまで論を飛躍させて批判されるのは極めて遺憾」と反論する。また、学術知識を持たない元副理事長が、専門家も欺くほど巧妙な地層に石器を埋めていた点については、専門家が交わす議論に現場で「耳をそばだてていたのだろう」と推測。
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