西 雄大 日経ビジネス記者 2002年同志社大学経済学部卒業。同年、日経BP社に入社。日経情報ストラテジー、日本経済新聞社出向、日経コンピュータ編集部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部記者。電機、ネットなどを担当する。 この著者の記事を見る
今更、ですけどね。 サイエンスカフェ:「科学者ではない」− 毎日jp(毎日新聞) 文章には、その人の認識が込められますね。それが、書き手の言いたい事 そして、その文章は、読み手が持つ言葉の体系によっって解釈される。同じ語でも違うように解釈されたりすれば、全体的な意味合いが異なる。言いたい事と、読み取られた事がずれる、という訳です。 で、これは新聞記事ですから、書き手の認識をなるだけ多くの人に正確に伝えるのが、記者のスキルとして求められる、というのがまずあるでしょう。この語はどのように解釈されるか、今の文脈であればこう取られはしないか、等を考えながら組み立てて、一つの記事が出来上がるのでしょう。紙面は限られているから、規定の文字数以内で巧くまとめるのも技術。 その意味で言えば、この記事は、全体として何を言っているか判然としない、と思います。一つ一つの語がどこに繋がっているのか解りにくいですし
TBS系列で放送されたドラマ「半沢直樹」が、大人気のうちに終わった。まるでリアリティがないのでほとんど見なかったが、ツイッターで「つまらない」と書いたら山のように反論が来て驚いた。 多くの視聴者は銀行の実務や不良債権の実態なんて知らないから、上司に「倍返し」で復讐する半沢はサラリーマンの憧れなのかもしれない。しかし気になったのは、登場人物がみんな内向きで、社内の人間関係しか関心を持っていないことだ。 今も受け継がれる銀行の隠蔽体質 池井戸潤氏の原作(『オレたちバブル入行組』など)は、作者の銀行員としての経験を踏まえて書かれているので、ドラマほど荒唐無稽ではないが、気になったのは税務署や金融庁から不良債権を隠すことが正義のように描かれていることだ。 もちろん小説としては、上司の背任の証拠を見つけて金融庁に渡したのでは物語にならないから、それを隠して上司に復讐するところに面白さがあるのだろうが
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