仰げば尊し・・・・・。 昭和卒業ソングのド定番。 誰もが知っている海援隊の「贈る言葉」と斉藤由貴の「卒業」は、この時期、全国的に最も歌唱される流行歌のニ大巨頭であった。 (他にもユーミンの卒業写真やら尾崎豊の卒業もありますが・・・・・) 令和現代では、これらの歌が式典やメディアで聴かれることは滅多にない。 歌は世につれ世は歌につれというように、その時代で、記憶の原風景の一部になる音楽や歌はコロコロと変わる。 定番といわれているものも、いずれは記憶の片隅に追いやられ、記録の一部と化すのだろう。 今日、可愛い我が姪っ子が無事に高校を卒業した。 高校に入学してからは色々あったらしく、塞ぎ込んで学校に通うのが辛い時期や、恋愛や勉強や進路に思い悩む時期も多かったと聞いている。 何もしてやれない、無力で非力で無責任な叔父である私は、ただただ妹からの愚痴にも似た話を聴くのが精一杯であった。 ただ、高校三