ブックマーク / ameblo.jp/atamo347 (34)

  • 『新しき門               湿原とイワナガヒメ』

    さあ この門を通りますか? 時はいくつもの門にも似て 後戻りはけしてできないのです 通り抜けたあとのあなた それはもう昨日のあなたではない (画像と文は直接の関係はありません) 年が明けて早々に連れ合いの癌の手術があった。半年にわたる抗がん剤治療の効果で、腫瘍は極小にまで小さくなり、入院も数日ですんだのだが、むしろこれからが正念場になるかもしれない。現在のところ転移の疑いのあった個所も抗がん剤で潰したらしく、あくまでも現在のところ転移個所は見当たらないようだが、原発部位の切除組織の検査結果次第では放射線治療も視野に入れなければならないらしい。癌もいろいろあるが、面倒くさいタイプの癌のようだ。 ただ、手術前ひと月は抗がん剤治療を中断するので、年末年始、連れ合いの体調は比較的良く、手術前は無理のない範囲で、あちこちに出かけた。 元旦、排気量110ccの小型自動二輪、スーパーカブ110プロの初

    『新しき門               湿原とイワナガヒメ』
  • 『龍神山(雌山)           道なき道のプチ探検』

    時が積もり降り積もり 思い出も埋もれて消えていく あれはいつだったけ? 時の堆積を掘り起こしてみるといい 忘れていた君に出会えるかもしれない 時々、やるせない夢を見て目覚める。夢の中の僕は、いつだって哀しい。いつの頃か、それが別な世界で生きた、もう一人の僕のように思え、その不連続性に戸惑うこともあるけれど、夢から醒めるたびに、現在(いま)について、「わるくないものだな。」と思えることは、きっと今がわるくないことなのだろう。 連れ合いの癌も抗がん剤治療中のかいがあって、極小にまで小さくなり、年明けの手術は最小の切開ですみ、入院も3,4日ですみそうだ。もっともその後は放射線治療が待っているので、なかなかに厄介だ。差し迫った状況ではないが、経過観察の状態にいくには、まだまだ当分時間がかかりそうだ。 12月9日(土)、茨城県石岡市の竜神山の中腹にある染谷佐志能神社を目指して排気量110ccの小型自

    『龍神山(雌山)           道なき道のプチ探検』
  • 『忘れられた奥社              娘のヘアードネーションと石倉巨石群』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) それは山の奥の奥の奥社 誰も訪ねる者なき奥の宮 長く長く忘れられたる奥社 精霊物の怪だけの奥社 この週末の土曜日、娘が隣街のヘアードネーション提携美容室行くので、車で送迎した。ヘアードネーションとは、抗がん剤治療などの医療行為で頭髪が抜けた時に使う医療用カツラのために自分の頭髪を提供するボランティアだ。提携美容室で、カツラ用に刈ってもらえる。連れ合いが今、抗がん剤治療中なのだが、個人差はあろうが、見事に髪の毛が抜けてしまい、まるで尼さんにでもなったかのようだ。連れ合いは帽子を被って対応しているが、若い女性にとっては過酷なことだろう。ある程度の年になると、「出家したのさ、アハハ!

    『忘れられた奥社              娘のヘアードネーションと石倉巨石群』
  • 『異界の入り口               ゴールデンウイーク前半』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 現世のどこかにある ポッカリと異界の入り口が もしもそれを見つけたら 君は入ってみるかい? (画像と文は直接の関係はありません) 4月29日(土)、GW初日は快晴。用事もなく、バイクツーリングに出かけたいところだったが、そこはグッと我慢をして、かねてからやろうと思っていたバイクのタイヤのスポークのカラーリングを。スポークスキンというプラスチックのチューブをタイヤのスポークに取り付けた。ちなみに写真のスポークスキンと防錆材合わせて800円というチープなプチカスタムだ。作業手順を書くのは割愛するので、興味のある方はネットで調べて下さい。当初、丸一日かかると思っていたのだが、4時間

    『異界の入り口               ゴールデンウイーク前半』
  • 『古代遺跡の長老たち         家族で古墳を探訪』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 青闇の空に白き太陽が輝く夜 いにしえ人の塚に妖精の長老たち集い 捧げる言葉はただひとつ 幸あれ 幸あれ 幸あれ (画像と文は直接の関係はありません) 3月18日、寒の戻りの寒い土曜日、冷たい雨が降っていて、こんな日はガレージで、排気量110ccの小型自動二輪、スーパーカブ110プロのプチカスタムを。 クルマ用のドアモールを使ってレッグシールド(風防)を縁取りしてみました。青い縁取りができました。接着剤もいらず、挟み込むだけの作業なのですが、パテ用のヘラでモールの溝を広げながら挟み込んでいく作業に二時間ほどかかりました。寒いせいかモールが硬くて、指が痛くなります。もっと幅広のモ

    『古代遺跡の長老たち         家族で古墳を探訪』
  • 『空島への列車           猫男爵』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 空島に行く幻想夜行列車が来たよ 夢を見ている人なら誰でも乗れる さあ この青い夜 君もおいでよ (画像と文は直接の関係はありません) 男爵というタイトルに魅かれて読んでみた。主人公は明治期の実在の男爵で、キャットバロン(男爵)と呼ばれた新田俊純。その生涯を描いたものだ。そのユニークな生涯はとても興味深い。(何故男爵と呼ばれたのかは後で触れる。) 新田俊純は1829年に交代寄合の旗、岩松家の跡取り息子として生まれた。交代寄合とは特殊な旗家で、幕末時点で35家あった。旗は知行地(領地)を持っていても江戸に住むことを義務付けられ、領地の管理も実質は天領の代官が代行してい

    『空島への列車           猫男爵』
  • 『呼吸不全感はなくなったけれど』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) このところ悩んでいた呼吸不全感はきれいに消えました。 神経の乱れからくる肺の苦しさは嘘のようになくなりました。 それと入れ替わりに、抑うつ症状がはっきり出てきました。 身体症状から精神症状に切り替わったようです。 恐れていた状態になりつつあるようです。 あさっては精神科の診察があります。 心が壊れる前に休まないと、そう思います。 近況報告程度の更新はあるかと思いますが、 基的にブログをしばらく休もうと思います。 この病気とも20年の長い付き合いなので、 特に悲観はしていませんが、 体が動かなくなると厄介なので。

    『呼吸不全感はなくなったけれど』
  • 定時制高校に不登校児たちが通えた訳は | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋

    定時制高校には息子以外にも中学を不登校で過ごした生徒が何人かいた。彼らはその後不登校にならずに無事に卒業していった。おしなべて成績が良く、たいがいが進学していった。それじゃ、定時制高校はよいところだったのか。そうじゃない。世の中の矛盾が集まったところで、世間の隙間のような場所だ。けっして日の当たる場所じゃない。様々な事情で退学していった生徒たちもいる。 生徒たちはいろいろな事情をかかえて入学してきた。その事情には互いに触れないのが仁義のようなところもあったと思う。そこでは不登校もいろいろある事情のひとつに過ぎなかったのではないだろうか。僕の勝手な想像だが、「なんでここに来た。」と聞かれれば、「いろいろあってな。」、という言葉しか返ってこないような気がする。 いろいろあってな、が不登校児たちの心をほぐしたのかもしれない。一斉にひとつのことをさせる学校からはじき出された生徒たちにとって、皮肉な

    定時制高校に不登校児たちが通えた訳は | 黄昏黒猫屋敷ー布人形とイラストの小部屋
  • 『まるで「あらいぐまラスカル」の世界』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 父は動物たちに囲まれて育ちました。父の家にははもとより、犬やニワトリ、ウサギ、それから馬までいました。もちろんサラブレッドではなく日のずんぐりした馬です。父は言いました。「馬はね。無理やり言うことを聞かせられないんだ。叩くなんて絶対しちゃいけない。」、そのせいかどうかわかりませんが、僕は父から叩かれたことがありません。父も祖父や祖母から叩かれたことはないそうです。ただ、僕の母は父の見ていないところで僕や弟を叩きましたが(厳格な家庭で育った母と、父との間には育児の考え方が違ったようです。)。それから、父は親からはぐれて弱っていたイタチの子を拾って育てて、野生に返したそうです。

    『まるで「あらいぐまラスカル」の世界』
  • 『うつ病からの脱出ー世界をひっくり返すー』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) うつ病になったとき、何より辛かったのは、世間の無理解でした。ただでさえ弱っているのに、追い打ちをかけられているようで、僕は追い詰められて、極度の対人恐怖、妄想、幻聴に苦しみました。治療を受けていても、なかなか効果があらわれず、絶望的な精神状態になりました、カウンセリングを受けても効果はなく、この世のどんな言葉も考えも使い物にならないことを痛感しました。そんな出口の見えない暗闇の中でもがいている時に、ふと開いたの中の言葉に釘付けになりました。 の中で、ガリレオ・ガリレイはこう言いました。「世界は数学の言葉で書かれている。」、と。何故か僕の体に電流が走るような気がして、療養中だ

    『うつ病からの脱出ー世界をひっくり返すー』
  • 『ミノムシくん、そして、現実逃避もいいんじゃない』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) ミノムシくんです。ミノムシに似た(似ているんだろうか?)土系の精霊です。ミノムシは糸で木にぶらさがりますが、ミノムシくんは体が重いので、地面をゴロゴロ転がって進みます。ちなみに蛹にも成虫にもならないので、ずっとそのままの姿です。ピーターパンみたい?いえいえ、ずんぐりむっくりです。 ところで、現実逃避というと、どうしてもネガティブなイメージがありますが、でも、あんまり現実にどっぷりとつかっていると、心が擦り減ってしまいます。心を逃がしてあげられる隠れ家のような、もうひとつの世界を持つことも大切なことだと思います。それは人それぞれで、文学でも芸術でもスピリチュアルの世界でも、はたま

    『ミノムシくん、そして、現実逃避もいいんじゃない』
  • 『世間離れした祖母のこと、あるいは発達障害?』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 父の母親、僕の祖母は、僕の知る限り、いつも糸車を回して、糸を紡いでいた。糸はほとんどが工場で作られるけれど、高級品の着物には手作りの糸が使われる。祖母は糸紬の達人で、祖母の作る糸には高値がついた。父の実家に遊びに行くと、祖母はいつも糸車を回していて、その近くにはいつもたちが寝そべっていた。 祖母は不思議な人だった。あまり生活感が感じられない人だった。浮世離れという言葉がぴったりくる。寡黙で、世間話をほとんどせず、人付き合いは苦手のようだった。子供ながらに、世間から遠い人のように見えた。僕が幼いころに亡くなった祖父のことは、ほとんど憶えていないが、茫洋とした人柄で、とても優しい

    『世間離れした祖母のこと、あるいは発達障害?』
  • 『「すまん。」という父の言葉』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 高校3年の時だった。僕は大学受験をひかえていたが、そんな時、父が肺の病気で、1年間病院で療養生活をすることになった。僕は子供のころ、トレジャーハンターになるのが夢だったが、その頃は、演劇の世界に進もうと思い、私大のその筋の学科を志望していた。でも、父の病気で、それは断念した。貯えもあり、すぐに生活に困ることはなかったけれど、1年間も父が働けないということは、学資の面で痛い。僕が私大に進学すると、弟が私大に進学することはむずかしくなる。 僕は急きょ志望を変更して、自宅から通える地味な国立大学の理系の不人気学科を受験することにした。単純に入りやすいということもあるが、理系も嫌いなわ

    『「すまん。」という父の言葉』
  • 『大根お化け、そして、お釈迦様の言葉』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 大根お化けです。河童の絵で知られている画家、小川芋銭は野菜のお化けも描いています。僕も野菜のお化けのぬいぐるみを作りたくなって、作ってもました。出来上がって、娘に見せて、「これ、な~んだ。」、と聞いたら、「大根。」という返事。良かった。 ふと、仏陀の言葉を思い出して、詩のようなものを書いてみました。 お釈迦さまは、こう言った。 「過去は捨てられた。明日はまだ来ない。あるのは今だけ。」 僕たちは明日を煩って今を空っぽにする。 昨日に縛られて今を取りこぼす。 あるのは明日への心配と昨日の後悔だけ。 それでいつも今は台無しだ。 いったい僕らはいつを生きているの? 明日だとか昨日に僕ら

    『大根お化け、そして、お釈迦様の言葉』
  • 『アメリカ先住民の詩と遠い思い出』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 僕が好きなアメリカ先住民の口述の詩を二編。 美がまえにある 美がうしろにある 美が上を舞う 美が下を舞う 私はそれにかこまれている 私はそれにひたされている 若い日の私はそれを知る そして老いた日に しずかに私は歩くだろう この美しい道のゆくまま 今語っているものは神 あなたの足で私は歩く 私はあなたの肢体で歩く 私はあなたのからだを運ぶ 私にかわってあなたが思う あなたの声が私のために語る ふたつのの詩は、遠い昔、姉弟のように僕と一緒にいた、ふたつ年上の女性が、僕の誕生日にくれたの中にある詩です。その人は遠い外国に旅立ち、今はどこでどんな暮らしをしているのかもわかりません。

    『アメリカ先住民の詩と遠い思い出』
  • 『命の電話がつながらない』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 命の電話ってありますね。死にたくなった人たちがかける電話。僕もかけたことがあります。死にたい気持ちがどうしようもなく強くなって、藁にもすがる思いでかけました。 よく、「小さな子供がいるのに自殺するなんて。」、と言われたりしますが、うつ病や双極性障害の人の「死にたい気持ち」って、脳が作り出す情動で、それに飲み込まれると、もうどうにもならないんですね。一般的な道理で諭してもどうにもなりません。そんなどうにもならない状態で、命の電話に望みを託しましたが、無情にも何度かけても話し中。いったいどれくらいかけ直したことだろう。それでもつながらない。もう疲れ果てました。いったいどれくらい死に

    『命の電話がつながらない』
  • 『うつ病患者の心象風景』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) ブログの向こうから悲痛な声がきこえてくる。かなり危ないと感じます。コメントしました。届いて欲しい。、自分がうつ病だった頃のことを思い出しました。 うつ病だった頃は、世界は色を失くして、何もかもモノトーンでした。そんなころに描いたパステル画。黒と白しか使っていません。絵の奥の社にたどり着いたら、もう2度と現世には戻れなくなる。そんな危ない時が何度かありました。 だから、その人には、こちら側にとどまって欲しい。 人形・ぬいぐるみランキング

    『うつ病患者の心象風景』
  • 『黒衣のピエロ「無月」、そしてなぜかガンダム』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) 無月とは十五夜の月が雲で隠れて見えない状態をいうそうです。ピエロの「無月」も無月の時にしかあらわれません。だからピエロの「無月」が姿をあらわすのは珍しいので、黄昏森のみんなは「無月」に会えるのを楽しみにしています。だって、「無月」の踊りはそれはそれは楽しいのですから。 息子が、ガンダムシリーズのアニメ「ガンダム・ジ・オリジン」を配信サービスで見ようと言うので、この前の連休中に息子、娘、僕との一家四人でテレビで見ました。四年前に公開された連続もののアニメ映画だけれど、思いっきり時を遡ります。なにしろアムロガまだ小さな子供のころの話で、ガンダムはまだありません。主人公はのちにアム

    『黒衣のピエロ「無月」、そしてなぜかガンダム』
  • 『落ちこぼれ若者たちのシェアハウス』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) ある民放のドキュメンタリー番組で、社会から落ちこぼれた若者たちがシェアハウスをして暮らしている姿を追っていた。 元路上生活者、元ひきこもり、元ニート、それぞれの事情で社会から落ちこぼれて、何だかんだの末にこのシェアハウスにたどり着いた。今はそれぞれ無理のない範囲で日銭を稼いで共同生活をしている。一人では生活は成り立たないけれど、みんなで少しずつお金を持ち寄れば、なんとか暮らしていける。無理にあくせくすることなく、みんなそれぞれ好きなことだけをやっている。 好きなことだけをやっていると言えば聞こえはいいが、正確には、あまりにも不器用すぎて、社会の波に乗れず、シェアハウスでお互いを

    『落ちこぼれ若者たちのシェアハウス』
  • 『オンラインゲームでひきこもり脱出』

    黄昏黒屋敷ー布人形イラストの小部屋世間からかなりずれている管理人、黄昏黒堂こと黒が自作人形イラストを発表しつつ、ニートひきこもりなど生きずらさを考える。(画像一覧で作品を見ていただけるとうれしいです。) オンラインゲームひきこもり脱出、こんなことを書くと奇異に思われるかもしれません。ゲームやネット、アニメというと、とかくネガティブなイメージがあり、ひきこもりがこんなことをしていると依存症になるだけと思われるかもしれません。ですが一般の人にもゲーム依存の人はたくさんいて、課金で自己破産ということも。第一、アルコール依存、パチンコ依存なんてよくある話でしょう。一方で、オンラインゲームひきこもりにとって唯一の外界の窓と言えるかもしれません。 あるひきこもりの人は、オンラインゲームで知り合った人たちに背中を押されるように仮想世界だけではなく現実世界でも友人となり、結果、ひきこもり

    『オンラインゲームでひきこもり脱出』