史上最強、過去最強、今年最強、台風が来るたびに「最強」の台風がやってきます。「最強」の台風は近年、増えているのでしょうか? 言葉だけの最強台風結論から言うと、増えていません。「最強」と“呼ばれる”ことが増えているのです。 観測史上最も強い(気圧が低い)台風は、1979年の20号で、沖ノ鳥島の南海上で中心気圧が870hPaまで低下。今回の2014年台風19号は、日本のはるか南海上で900hPaまで下がりましたが、遠くおよびません。また、このレベルの台風が近年、増えているわけでもありません。 たしかに、今回の台風19号は「今年最強」には、一時なりました。ただ、沖縄に接近した頃には、すでに今年最強ではない状況に。それでも、「最強」が連呼され続けます。ひどい時には、それがいつの間にか「史上最強」に変わっていることもあります。 乱造される最強台風「最強」台風は、簡単に作り出せます。 たとえば、期間や
いまTwitterなどSNSの世界を騒がせている「クソリプ」問題はご存知でしょうか。 クソリプの語源ははっきりしませんが、恐らく「糞のようなリプライ(返事)」であります。その意味も、文字通り「つまらないツイートを相手に送りつけること」であり、誰もが気軽にコミュニケーションを取れるツールであるTwitterの使いやすさが却って災いとなって、相手のメンションやタイムラインにイラッと来るような発言が並んでしまう現象です。TwitterだけでなくFacebookなどでも発生します。 相手が不快に思うコミュニケーションの種類はいろいろあります。例えば、ほとんど交流のない人から突然送りつけられる“ため口ツイート”や“意識高い系のアドバイス”、“何の捻りもない否定”“埒の明かない曲解”など、読んでいて血圧の上がるタイプのツイートはさまざまです。何の気なしに「昨日は飲みすぎて今朝具合が悪い」などという近況
JR西日本は7日、来年3月14日の北陸新幹線開業に合わせ、新たに運転する特急列車名を「ダイナスター」「能登かがり火」にすると発表した。 福井~金沢間「ダイナスター」、金沢~和倉温泉間「能登かがり火」 JR西日本金沢支社によると、車両はいずれも「サンダーバード」に使用されている683系。福井~金沢間を走る特急列車名を「ダイナスター」とした。これは、福井県には県立恐竜博物館があるなど「観光資源」として恐竜人気が高まっていることから、恐竜の英訳である「ダイナソー」と地元の期待を込めた意味での「スター」を組み合わせつけられたという。運転本数は3往復となる。 また、金沢~和倉温泉間を走る「能登かがり火」は、能登各地のキリコ祭りに代表される「火」や「灯り」を連想させる夏祭りがあり「火」と結びついた幻想的な能登の風景、かがり火の燃え盛る勢いをイメージして名づけられたという。運転本数は5往復となる。
■『花子とアン』のエンディングよりあきれるアベノミクス 『花子とアン』のエンディングにあきれ果てて、その後、なにかもの哀しくなってしまった。いまもなおその後遺症が続いている。ホント、なんとかならなかったのだろうか? 最終週に登場した脳科学者の演技にあきれ、年を取っても若いときと同じ演技でとおすヒロインにあきれ、出版記念会の学芸会的演出にあきれ、余りに「あきれ」が多すぎて、番組終了後は、1時間は呆然としていた。「命がけの本の出版記念会で客をほったらかして家に帰り、続編の翻訳を始める」なんて作家がいるわけがない。 せめて、本を持って故郷・甲府に帰り、そこで「おとう」の墓に行ってほしかった。そこに麦藁帽子が飛んできたほうが、どんなにすっきりしたことか。 というわけで、本題のアベノミクスだが、こちらはもう、もっとあきれ果てるとしか言いようがない事態になってきた。安倍首相が力強く言ってきたことは、な
吉本新喜劇座長の小籔千豊さん(40)がプロデュースする音楽とお笑いの融合イベント「コヤブソニック」が、今年の開催(9月13~15日、大阪・インテックス大阪)をもって終了します。08年から毎年行われ、7回目の今回でピリオド。アーティストから“最も出たい音楽フェス”と言われるまでに成長した裏にあったのは、小籔さんの「背負う覚悟」。そんなさまざまな思いを、小籔さん自身が語ってくれました。 もともと「コヤブソニック」は、僕とお笑いコンビ「レイザーラモン」の音楽ユニット「ビッグポルノ」を広めるために作ったものやったんです。まだ新喜劇に入りたてで、舞台ではしゃべるセリフもごくわずかだった2003年。フラストレーションがたまる中で、「新喜劇では絶対にできない下ネタラップを歌う」というコンセプトで組んだのが「ビッグポルノ」でした。そして、その活動場所として作ったのが「コヤブソニック」だったんです。 実は、
平日の若年層での固定電話・超離れインターネットの普及、技術進歩と共に、コミュニケーションのかたちも変化をとげ、アナログからデジタルへ、そしてデジタル内でもより新しい手法へとシフトを続けている。総務省が2014年4月に発表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を基に、その実状を探っていくことにする。 次に示すのは平日におけるコミュニケーションメディアの平均行為率。要はどれだけの人が利用しているか(頻度や時間は問わない)。例えば10代のソーシャルメディアの値は43.5%とあるので、10代の4割強は平日に、ソーシャルメディアを使ってコミュニケーションをしていることになる。当然、これらのツール以外にもコミュニケーション手段は存在し、利用されている…例えば直接口頭、手紙、貼り紙など…ことにも留意する必要がある。 ↑ コミュニケーション系メディアの平均行為率(平日、2013年)全体で
株式会社ディスコが興味深い調査結果を発表した。学生と企業の採用担当者を対象にした、「ブラック企業についての考え」に関するアンケートだ(注1)。調査結果は下記に公表されている。 ・株式会社ディスコ「就活生・採用担当者に聞いた「就活ブラック企業」-2014年4月発行」2014年4月25日(こちら) 5月5日の毎日新聞の記事「<ブラック企業>学生と企業の認識の差 給与金額で顕著に」(こちら)には紹介されていないが、この調査結果で特に目を引くのが、長時間残業に対する企業側の「寛容さ」だ。 月80時間の残業では「ブラック企業」にならない!?株式会社ディスコの発表資料から帯グラフを作成すると、企業側と学生側の意識の差は明らかである。 図1は、「1 カ月の残業時間」が何時間を超えたらブラック企業になると思うかを企業と学生に尋ねた結果だ。企業の回答では「100~120時間未満」が34.4%と最多になってい
東京都知事選挙の開票速報を食い入るように見た。結果、舛添氏が約210万を獲得して当選したのは想定内だとして、今回の都知事選、私が従前から極めて強い関心をもってその選挙戦を見つめていたのは田母神氏の戦いぶりとその票数の行方である。 結論から言うと、今回の票数から、日本全国に約250万人の「ネット保守」が存在し、その勢力は社民党の約2倍、日本共産党の約半分、国会議員にして2~3議席分の勢力だと分かった。以下、その理由と経緯を述べたい。 ・「新保守」と「旧保守」の二つが対立した選挙まず田母神氏は、ゼロ年代初頭から始まったインターネット界隈をその苗床にし、発展してきた「ネット保守(=否定的な文脈でのネット右翼、ネトウヨ)」が史上初めて独自候補として擁立した「新保守」の候補であることを押さえなければならない。ここでいう「新保守」というのは、インターネット上での保守的な層(ネット保守)を中心として、独
JASRACなど85の著作権団体で構成された『Culture First』が、パソコンやHDDレコーダーなど音楽や映像の複製に使える製品から、幅広く私的複製補償金を上乗せして徴収できる仕組みを作るべきだと国に提言したそうです。 私的複製補償金で著作権団体が提言 NHKニュース(2013/11/14) ようするに、ボクらが今使っているパソコンやスマートフォンなどに搭載されているフラッシュメモリ・ハードディスクのすべてから補償金を取りたいと主張しているのです。 一体、何を言っているのでしょうか。 録音や録画ができるとは言え、すべてのフラッシュメモリ、ハードディスクがそれに使われるわけではありません。会社で業務に使用しているパソコンのどこに音楽・映像コンテンツを保存する人がいるんでしょうか(もちろんそういう業務の人は除きますよ。一般的な話です)。 法を破らずにコピーできるコンテンツなんて存在しな
都知事選にも出馬を表明している田母神俊雄氏。 なにかと過激な言動で知られる人物だが、1月13日のNHK「おはよう日本」に噛み付いた。 今朝のNHKのトップニュースはサッカー本田選手のイタリアのミランでの活躍の様子でした。始めから12分間がそのニュースです。サッカーも人気が有るのかもしれないが、トップニュースで12分間もやることなのか。これでは国民が馬鹿になります。 出典:田母神俊雄氏のツイッター(ガジェット通信)とツイートしたのだ。 そのことはガジェット通信の独自ネタだったが、これが賛否両論で反響が大きかった。 スポーツの祭典である東京五輪のホストである知事候補がスポーツが嫌いではどうなるという話もあって、スポーツ嫌いではという話もネット上でささやかれたが、田母神氏は昨年5月には元巨人の長島茂雄と松井秀喜の栄養賞の受賞のニュースは歓迎していたという。 長嶋、松井両選手の国民栄誉賞を称えるテ
日本テレビが1月15日(水)に初回を放送した、芦田愛菜主演のドラマ「明日、ママがいない」に対して、児童福祉の関係者から抗議の声が上がっている。 本物の「赤ちゃんポスト」を運営している熊本市の慈恵病院が日本テレビに「放送中止」を求めている。 まず、経緯を伝えている共同通信の配信記事を見てみよう。 人権侵害”日テレにドラマ「明日、ママがいない」の中止要請(共同通信・サンケイスポーツ) 親が育てられない子どもを匿名で受け入れる「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)を設置する熊本市の慈恵病院は16日、日本テレビ系列で放映された児童養護施設が舞台の連続ドラマについて「養護施設の子どもや職員への誤解偏見を与え、人権侵害だ」として、放送中止を申し入れると明らかにした。 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会への審議の申し入れも検討している。 ドラマは、15日に第1回が放映された「明日、ママ
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