成果物および作業によって分割する方法はウォーターフォールによる進め方を選ぶプロジェクトに合っているということができ、WBSを再利用することができるのが特徴です。一方、製品によって分割する方法はアジャイルのような製品機能を重視するプロジェクトの進め方を選ぶプロジェクトに合っているということができます。このWBSは再利用することは難しいですが、WBSの作業構造がチームを表すこともでき、管理しやすいことが特徴です。このように作成したWBSを基にリソースをアサインし、そのリソースの生産性を配慮したスケジュールを作成します。それらをまとめて計画とします。 プロジェクトの目標としてよくいわれるのがQCD(Quaility/Cost/Delivery)です。このQCDは、品質、コスト、納期の意味です。WBSを作成する際にこれらの要素について配慮することが重要です。例えば、品質に関しては顧客が求める品質を