国や行政に頼りすぎるのはもうやめよう――そう考える人が急増しているのを感じます。もちろん私もそのうちの一人です。 国や行政に頼りすぎないのであれば「自分たちの問題を、自分たちの手で解決する」という可能性を模索することになるわけですが、これを実現するためには《場》が必要です。問題意識を持ち、それを解決しようと試行錯誤する人々が集い、協力するための《場》です。 だから私は、フューチャーセンターを広める活動に取り組むことを決めました。フューチャーセンターは、地域や社会の課題を解決するための場所です。行政、企業、個人事業主、一市民など経験も立場も異なる皆で対話し、解決策を探し、実際に行動して未来を創るのです。 フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み インターネットの限界はどこにある?私は当初、ソーシャルメディアが人と人を繋ぐことで《場》の問題は解決できるのかもしれ