レッドハットは2015年7月22日、仮想マシンを使わずにDockerベースでPaaS型クラウドを実現する基盤ソフト「OpenShift Enterprise 3」を発表、同日出荷した。アプリケーションをクラウド型で開発・配備・実行するための環境一式を提供するPaaS基盤ソフト「OpenShift Enterprise」の最新版に相当し、中核技術として新たにコンテナ型仮想化ソフトのDockerを採用した。これにより、開発ライフサイクルを簡素化できるほか、アプリケーション更新時の反映などが容易になるとしている。価格(税別)は、最小構成(2コア、9時から17時のサポート)で年額63万9600円から。 今回新たにアプリケーション管理の中核ソフトとして採用したDockerとは、開発したアプリケーションや、アプリケーションの動作に必要なミドルウエア群、仮想化されたOS環境などを、その設定パラメータとと