エリク・モンバエルツが、横浜F・マリノスでの3年間の任期を終えてフランスに帰国した。集大成の年となるはずだった昨季はJリーグ5位、天皇杯準優勝と、あと一歩のところで目標(Jリーグトップ3とACL出場権獲得)を達成できなかった。 紆余曲折もあった3年間を、モンバエルツはどう振り返るのか――。 帰国前の慌ただしい時間の合間に話を聞いた。 「スポーツの面ではひとつのプロジェクトを実現できた」 ――日本での3年間をどう総括しますか? 「まず私を日本に呼んでくれた横浜F・マリノスとシティ・フットボール・グループに感謝している。日本行きのオファーは驚きだったが、彼らが支えてくれたおかげで充実した時間を過ごすことができた。 スポーツの面ではひとつのプロジェクトを実現できた。クラブは転換期を迎えていたが、転換はある意味で成功した。もちろんこれからも継続していかねばならないし、われわれが実践したプレーはまだ
![横浜F・マリノスでの3年間を告白。モンバエルツ前監督は何を目指した?(田村修一)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92b201b33131b2d3dbe090bd35b155153e83bd1d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fd%2F-%2Fimg_8d840fad20c016343763ae2ffef0d40962533.jpg)