1990年代後半以降の環境問題への関心の高まりと同時に、企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)にも関心や期待が日本国内でも高まっていった。特に、社団法人経済同友会が2003年3月に『「市場の進化」と社会的責任経営-企業の信頼構築と持続的な価値創造に向けて』を公表して以来は、大企業を中心に広く社会的責任を果たすための取り組みが積極的に行われるようになってきている。 CSRの概念は広く、企業の理念や価値観に応じて重点課題や方針が異なる。また、ステークホルダーの利害や短期・長期の目的の相違などにより、その共通認識が不明確な場合もある。CSRに関連するテーマとしては、「社会」「環境」「経営戦略」「人権」「事業継続」「コンプライアンス」「リスク管理」「情報セキュリティ」などがある。本連載では、企業が社会的責任を果たすための情報セキュリティマネジメン
通称“タコイカウイルス”と呼ばれ、感染するとパソコン内のファイルを魚介類の画像に書き換えるコンピューターウイルスを作成し、ダウンロードした人のパソコンを正常に使えなくしたとして、会社員が器物損壊容疑で警視庁に逮捕された。 警視庁の調べによると、容疑者は2010年5月、音楽ファイルを装ったコンピューターウイルスを作成し、ファイル共有ソフト「Winny」に公開。ファイルをダウンロードした男性のパソコンがウイルスに感染し、正常に動作しなくなった。 同ウイルスは、2009年夏ごろからファイル共有ソフトの利用者らの間で流行。すでにおよそ5万人が被害に遭ったと見られている。 同容疑者は、2008年1月にも別のコンピューターウイルス、通称「原田ウイルス」を作成した容疑で逮捕。同年5月に、著作権法違反および名誉毀損罪で、執行猶予付きの有罪判決を受けている。調べに対し、同容疑者は「ウイルス作成の技術がどれだ
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