芸人で、“怪談話”ができる人はオールマイティらしい。しっかりとしたフリで人を惹きつけ、最後のオチで相手を恐怖のドン底へ。 そのためには、話に信憑性があるかどうかは二の次だ。ちょっとした脚色で話に深みが出るのならば、話をトバしにトバしてたとしても、そこにツッコむのは野暮と言うもの。 だけど、私は基本的に“信じる派”。霊現象なり怪奇現象があっても「おかしくない」と思うタイプ。 だが、そんな人種にこそ行ってほしい企画展があることをご存知だろうか? 3月10日から5月31日までに日本科学未来館で開催中の「お化け屋敷で科学する! 2 ~恐怖の実験~」なるイベント(火曜休館日)が、目からウロコものの体験をさせてくれるという。 このイベントのコンセプトは「人間が恐怖として感じるさまざまな怪奇現象を、物理学、化学、生物学などの先端科学で解き明かす」。我々が日常生活で感じる「今の、オバケ!?」という恐怖体験