LINEヤフーは、PC/スマートフォンのWebブラウザ向けに提供しているサービス「Yahoo!天気・災害」に1月15日、全国の避難所の開設情報をリアルタイムで確認できる機能を追加した。 自治体が配信する災害情報共有システム「Lアラート」の「避難所情報」に基づき、開設した避難所の名称やマップ、避難者数、混雑状況などの避難所の開設情報を、災害警戒時・発生時にリアルタイムに提供する。地図上でも情報を確認でき、現在地から避難しやすい施設を判断できる。 Yahoo!JAPANアプリやLINEアプリなどでプッシュ通知を行うため、自ら情報を探さなくても避難所情報を得られるとしている。 関連記事 「ドコモ公衆ケータイ」被災地に提供 無料で通話可能 NTTドコモは1月11日、能登半島地震被災地域の避難所などに、無料で通話できるフィーチャーフォンなどを提供すると発表した。 KDDI、能登半島地震の避難所にSp
内閣情報調査室は、政策に関する情報収集・分析を手掛ける組織。大規模な災害や事故などが発生し、衛星画像が被災状況の早期把握、迅速な救助や避難に役立つ場合は、Webサイト上で公開するなどの対応も取っている。ただし公開している画像は、衛星の能力が明らかにならないよう加工処理しているという。 「天候不良などのため現時点で公開できる画像が限られているが、引き続き、所要の情報収集を行っていく」(内閣情報調査室) 関連記事 「地面が約4m隆起した」──能登半島地震の地殻変動、産総研が調査結果発表 産業技術総合研究所は、2024年能登半島地震に伴う海岸の地殻変動の調査結果を発表した。 大災害と“インターネット”の切っても切れない関係 3.11の教訓は生かされたか 2024年元日に発生した能登半島大地震は、まさに日本全体がお正月のホンワカムードに浸る中の出来事で、一体何が起こったのか理解できた人は少なかった
産業技術総合研究所(産総研)は1月11日、2024年能登半島地震に伴う海岸の地殻変動の調査結果を発表した。調査した場所は、石川県輪島市門前町鹿磯周辺。国土地理院の観測データによると、この場所では最大4mの隆起の報告が上がっており、実地調査をしたところほぼ報告通りの隆起を確認できたという。 産総研が鹿磯漁港を調べたところ、防潮堤壁面に付いたカキなどの生物が隆起によって水面から離れている様子が見られた。壁面に付いた生物の高度から地震前のおおよその海面を予測できるため、これと地震後の海面を比較。複数地点で調べた結果、その差は3.8~3.9mでほぼ報告通りの隆起を確認したとしている。
気象庁は1月5日、1日の能登半島地震発生時から観測データが届いていない津波観測地点「珠洲市長橋」(石川県珠洲市)について、地震で海底が露出したため、測定不可能な状態だと発表した。 国土地理院が地震後に撮影した空中写真から、観測地点の一帯で地盤が隆起したとみられることが分かった。観測データは地震が発生した1日午後4時10分ごろから届いていないという。 気象庁は、代替の観測地点を選ぶなど、観測再開に向けた作業を進めているという。 津波の恐れがある大規模な地震については、地震計のデータを基に津波警報などの第一報を発表しているため、津波警報の発表に影響はないという。 関連記事 地震前後の能登半島地域の衛星画像、スカパーJSATが公開 スカパーJSATは5日、令和6年能登半島地震の影響調査を支援するため、被災地域の衛星画像を自社サイトで公開した。カーソル操作で地震前後の写真を比較できる。 「地殻変動
スカパーJSATは1月5日、令和6年能登半島地震の影響調査を支援するため、被災地域の衛星画像を自社サイトで公開した。カーソル操作で地震前後の写真を比較できる。 撮影日は地震前が2022年3月2日、地震後は24年1月4日。米PlanetのSkySat衛星が撮影した。 地図ではカーソルを動かして災害前後の画像を切り替えられる。能登半島地域の災害や環境変化の状況を確認できるとしている。 スカパーJSATは「当社が保有するサービスによって復興支援に協力できることについて、今後も迅速に対応してまいります。被災された地域の一日も早い復興をお祈り申し上げます」としている。 関連記事 ふるさと納税を利用した被災自治体への支援広がる 三越伊勢丹も開始 ふるさと納税の仕組みを利用して1日に発生した令和6年能登半島地震の災害支援寄付を募る動きが広がっている。 ヤフーの募金かたる偽サイトに注意 令和6年能登半島地
スカパーJSATは1月5日、「令和6年能登半島地震」に関する衛星画像を公開した。災害前後の画像を比較できる。 衛星画像は、被災地の状況を伝えるため、PlanetのSkySat衛星で撮影した能登半島地域の地震前後の衛星画像を、スカパーJSATの公式サイトにて公開したもの。サイト内では、カーソルを動かすと災害前後を比較でき、能登半島地域の災害や環境変化の状況を確認可能だ。 公開ページ
#アクセルスペース 日本の宇宙ベンチャー「アクセルスペース」は1月2日、令和6年能登半島地震で被災した地域の衛星画像を政府機関、自治体、報道機関向けに無償提供すると発表した。 1月2日午前10時48分時点では被災エリアを撮影しており、撮影でき次第画像を提供するという。 アクセルスペースは中分解能の地球観測衛星5機を地球低軌道(LEO)に展開し、任意の地点を2日に1回撮影できる体制を整えている。 今後は数年以内に観測衛星を追加し、任意の地点の毎日撮影を可能にするほか、中分解衛星と高分解能衛星を組み合わせたソリューションの提供も計画している。 関連リンク アクセルスペース
トヨタ自動車は、1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震を受け、救援車両などの通行を支援する「通れた道マップ」を公開した。しかし直後にアクセスが集中したため、「情報を必要としている方のみ開くようにお願いします」と訴えている。 午後6時頃にX(旧Twitter)などで能登地方の通れた道マップを公開した。しかし直後からアクセスが集中。使いづらい状況になっていた。 通れた道マップは、同社のテレマティクスサービス「T-Connect」搭載車両から収集した情報などをもとに、被災地域で車両が通行できる道を示す地図。災害発生時に被災地の避難や救援のための移動を支援するために提供している。 関連記事 携帯各社、石川県沖地震の影響を報告 「災害伝言版」も提供 1月1日の午後4時10分ごろに石川県沖で発生した地震の影響について、携帯電話各社が1報を出し始めた(1日午後6時10分時点)。 NERV防災「
このうちピクセルマッチング法による解析では、震央に近い珠洲市北部で暫定値として最大約1m、輪島市西部で最大約3mの「衛星に近づく変動」が見られたという。衛星と観測地点の位置関係からこの変動は隆起もしくは東向きとなるが、国土地理院測地部の小門研亮課長は「別方向からの観測データがなければ分からない。電子基準点の変化では西に移動しているため、隆起なのではないかと見立てて解析を進めている」と取材に答えた。 干渉縞を見るSAR干渉では能登半島全体に変動が見られたとしており、干渉縞の見えない地域は特に変動が大きいと考えられるという。 関連記事 「地殻変動で輪島が1.3m西に移動」 国土地理院が解析結果を公開 能登地震 国土地理院によれば、石川県能登半島で発生した地震に伴い、大きな地殻変動を観測したと発表した。輪島市では最大で約1.3m西へ移動したという。 トヨタ、被災地の「通れた道」マップ公開もアクセ
3月16日夜、福島県沖を震源に発生したマグニチュード7.4の地震の影響で、一部の道路が通行止めになっている。ゼンリンデータコムは17日、被災エリアで実際に通行できた道を表示する地図「通行実績情報マップ」を無償公開した。 災害発生時のみ表示する地図で、被災地域での移動支援が目的。ホンダ車のプローブデータを用いて、車両の通行実績があり、車両が通行できると推定される道路の情報を提供している。 関連記事 突然の地震、起きた後でもこれだけは対策しておこう デジタル防災に必要な「3つのポイント」 3月16日午後11時30分過ぎ、福島県沖で強い地震が発生した。今からできる対策は何か、「デジタル防災」を連載中の戸津弘貴さんに急遽、まとめてもらった。 福島・宮城県の一部で通信障害 携帯3社が早期復旧に向け対応中【復旧済み】 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは、16日夜に発生した福島・宮城県沖地震に伴う停
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く