ヤフーは2011年12月19日、同社が運営するYahoo! JAPANで、東日本大震災の支援活動を行っているボランティア団体の活動情報を提供するサイト「復興なう」(写真)を公開した。「震災の風化を防ぎ、復興への歩みが止まることがないよう」(ヤフー)、ボランティ団体のブログを集約し掲載する。 ボランティア情報サイトである「ボランティアインフォ」および「助けあいジャパン」と協力し運営する。「ボランティアインフォ」に登録したブログを自動的に収集、これに「助けあいジャパン」が募金などで支援するためのリンク情報などを追加し「復興なう」に掲載する。ボランティア団体は、自団体のブログを更新するだけで、自動的に「復興なう」から配信される。 ヤフーでは、「東日本大震災の被災地を応援する団体の生の活動情報を集めて提供することで、広く認知いただくと共に、被災地復興のための支援の機会を増やすお手伝いができればと考
NTTドコモは、災害時の支援情報サービス「復旧エリアマップ」の機能を12月23日に拡充すると発表した。ドコモのWebサイト、またはiモードのiメニューから無料で利用できる。 復旧エリアマップは、携帯電話が使える場所と使えない場所、無料充電スポットの設置場所、ドコモショップの営業状況といった災害時に必要な支援情報を携帯電話から確認できる地図サービスだ。 今回行われる機能拡充は3つ。1つは、より迅速に最新支援情報を提供するため、公開・更新に伴うシステム処理時間を6時間から2時間に短縮。2つ目はASPサービスの地図を採用し、携帯電話エリアや支援情報、より細かい縮尺や航空写真との切り替え表示を可能とする視認性の向上を実現している。さらにドコモショップや無料充電サービスなどのアイコンに対し、営業時間や住所などの詳細な情報を付加して汎用性を向上させている。 関連記事 KDDI、災害時の支援サービスをま
東日本大震災の記録を後世に残そうと、写真や動画、サイトなどを収集保存してインターネット上で公開する「デジタルアーカイブ」の取り組みが今年、本格化した。通信可能なデジタル機器が普及し、誰でも手軽に記録できるようになったことを背景に、Google、ヤフーといったネット企業や研究機関などによって多様なプロジェクトが立ち上がっている。その反面、ネット上での公開や2次利用の手続きが煩雑な著作権問題など、デジタルアーカイブの抱える課題は少なくない。どうしたら東日本大震災の記録を利活用し、未来へ伝えていくことができるのか。試行錯誤が始まっている。 震災直後、ネット企業の動きは迅速だった。既存のサービスを活用して、デジタルアーカイブに取り組んだのは、Googleだ。「発生から1週間後に復興を見据えた中長期的なプロジェクトの議論を始めていました。その中で、震災前の景色やコミュニティのお祭りなど思い出の映像を
インクリメントPは12月14日、iPhone/iPad向けアプリ「MapFan for iPhone」や法人向け地図検索ASP/APIサービス「MapFan onPage」などのルート検索で、東北地方で実施されている高速道路の無料措置に対応したと発表した。 被災地支援や観光振興を目的とし、12月1日から東北地方で無料措置がスタートしている。インクリメントPの各サービスでルート検索機能を利用する際、対象区間はゼロ円で計算されるようになる。対象サービスは以下の通り。なお、「MapFan Web」は未対応だ。 iPhone/iPad向けローカル地図アプリケーション「MapFan for iPhone」 iPhone向けローカル地図アプリケーション「MapFan for iPhone 東北特別版 ケータイ向け「MapFan」(ブラウザ版) オールインワンの地図ナビアプリ「MapFanアプリ」 地図
[読了時間:1分] Googleは東北大震災の被災地のストリートビューをまとめた「未来へのキオク」を公開した。ストリートビューカーで東北4万4000キロを走行して撮影した360度のパノラマ写真を、震災前と震災後で比較してみることがでいるようになっている。 Googleの公式ブログは公開の理由を以下のように述べている。 今回のデジタルアーカイブプロジェクトは、震災の被害の大きさをストリートビューの技術を活用し、撮影・公開することで、世界中の科学者や研究者だけでなく、一般の方がこうした情報にアクセスできるようになり、地震や津波が引き起こす被害を知っていただくきっかけになるものと考えています。これが、後世に震災の記録をきちんと継承し、震災の記憶の風化を防ぐことにつながることを期待しています。
グーグルは、被災地域6 県 82 市町村の「ストリートビュー」を、2011年12月13日に公開した。被災地域の画像は、2011年夏から約半年かけて東北地方の沿岸地域や主要都市周辺を撮影したものである。対象地域のストリートビューを開くと、撮影した画像を見ることができる。撮影のために走行した距離は4万4000kmになるという。 現在の画像だけでなく、震災前の画像も「未来のキオク」で公開を始めた。未来のキオクの「震災前」と「震災後」のタブをクリックすると、震災前後の状態を比べることができる。 グーグルでは、(1)被害を記録する、(2)多くの人に被害を知ってもらう、(3)記憶の風化を防ぐ、という目的のために、今回のサービスを立ち上げたという。「地理的な状況と組み合わせて被害状況を見ることができる」(グーグル 製品開発本部長の徳生健太郎氏)ため、震災の研究にも活用できるとした。 なお、対象となる地域
グーグルは12月13日、東日本大震災のデジタルアーカイブプロジェクトで撮影した被災地域のストリートビュー画像を「Googleマップ」とプロジェクトサイト「未来へのキオク」で公開した。 同プロジェクトを開始するにあたって多くのユーザーから寄せられた「震災前に撮影されたストリートビューの画像を残してほしい」という要望に応え、震災前後の同地域のストリートビュー画像を閲覧できるページをプロジェクトサイト上に新たに設置した。タブの切り替えにより、震災前と震災後の画像を閲覧できる。 夏から約半年間、のべ4万4000キロメートルをストリートビュー撮影車で走行、被害の大きかった東北地方の沿岸地域や主要都市周辺を撮影したという。6県82市町村の画像が撮影されている。
グーグルは2011年12月13日、Googleマップ上で現地を実写した画像が見られる「Googleストリートビュー」機能を利用し、東日本大震災の被災前後の画像を見比べられるサービスを公開した。 同社では2011年7月から、被害の大きかった東北地方の太平洋沿岸や主要都市周辺を中心に撮影車を走行させ、被災後の画像を撮影している。この画像を今回、ストリートビューで公開した。同社が2011年6月に開設した復興支援サイト「未来へのキオク」では、この機能を利用し、被災地で震災前のストリートビュー画像がある地域について、被災前後の同じ地点の画像をタブ操作で簡単に切り替えられるようにした。 一般のGoogleマップやストリートビューの画像と同様にAPIを公開しており、学術研究などの用途については無償で利用可能。 公開期間は無期限。現時点での掲載地域は青森県、山形県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県の計82市
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