ブックマーク / xtech.nikkei.com (1,127)

  • 超高速通信に位置情報、先端スタジアムが求めるITの条件

    フランスの20年ぶりの優勝で幕を閉じた、サッカーW杯(2018FIFAワールドカップロシア大会。今回、準決勝まで残った4チーム(フランス、クロアチア、ベルギー、イングランド)の選手が所属するクラブで人数が最も多かったのが、イングランド・プレミアリーグの強豪、トッテナム・ホットスパーFC (Tottenham Hotspur Football Club)である。イングランド代表のエース、ハリー・ケイン選手やフランス代表のウーゴ・ロリス選手など9人が所属している。

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    hirake 2018/07/28
  • みちびき

    発の測位衛星システムで、2018年度から格運用が始まる。米国のGPSと補完・補強しながら運用され、高精度な位置情報を得られることから、さまざまな分野での応用が期待されている。 スマートフォンの地図アプリやカーナビをはじめ、現在の生活に位置情報は欠かせない。2018年度から格運用が始まる準天頂衛星「みちびき」によって、これまで以上に高精度な位置情報を得られるようになる。 みちびきはJAXAが開発し、内閣府が運用する測位衛星システムだ。2010年に1号機、2017年に2~4号機を立て続けに打ち上げ、2023年までに7機体制にする予定だ。同様の測位衛星システムである米国のGPS(Global Positioning System)と補完・補強しながら運用される。GPSとは異なり、常に1機が日の真上を通る準天頂軌道に滞在するおかげで、ビルや山などによる電波の反射を軽減し、国内における位置

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    hirake 2018/03/11
  • 準天頂衛星で渋滞緩和、豊通やMSJがタイで実験

    豊田通商は、マゼランシステムズジャパン(MSJ)やゼンリンデータコム、グローバル測位サービス(GPAS)らと共同で、準天頂衛星システム「みちびき」の高精度測位を用いた運転支援システムの実証実験を、2018年3月にタイで実施する。みちびきの測位信号と測位補正データを受信するマルチGNSS受信機をバンコク市内のタクシーに搭載し、車線単位での渋滞情報を生成・配信することで混雑緩和を目指す。

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    hirake 2018/02/05
  • 自動運転を支える日本版GPS、実証実験に期待すること

    自動運転の分野でも、即位に日版GP「みちびき」を用いた実証実験が増えている。 ある自動車業界関係者は、自動運転におけるみちびきの利用について、「課題はあるが期待している」と話す。課題とは、ある程度高速の移動体での利用は、まだパイロット版の域にあること。また速度や加速度といった運動データを利用したINS(Inertial Navigation System)機能も必要で、使い方の面で工夫が必要となることだ。一方で期待しているのは、みちびきは日上空にいるため車両から捕捉しやすく、かつセンチメータ級測位に必要な補正情報が衛星経由で送られてくるメリットがあるので。RTK-GPSでは必要となるネットワーク設備などがいらなくなり、手軽に使えて低コスト化につながるのではないかとしている。 現時点で、どのような取り組みが進んでいるかを見ていこう。 高速道路で実証実験 三菱電機は、みちびきのセンチメータ

    自動運転を支える日本版GPS、実証実験に期待すること
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    hirake 2018/01/22
  • 日本版GPSがスポーツを変える、アシックスが神戸マラソンで試したこと

    居場所ではなく「レースのコツ」を伝える 位置に関するデータとは、先行するコーチ役のランナーがコース上のどこにいるかではない。実験区間において、道路上のどこを走ったかという「コース取り」だった。こうしたデータは、数mレベルの誤差が出るGPSによる測位で作成することは困難だ。 アシックスは、早いタイムで走るランナーのコース取りという情報が、後続のランナーにどのような恩恵をもたらすと考えたのだろうか? この実験の対象として選んだのは、JR神戸線の鷹取駅近辺にあるカーブが5カ所続くおよそ300mの区間である。コーチ役のランナーは上手なコース取りにより最短距離でここを駆け抜けたのかというと、実は後続ランナーと1.2mの差しかなかった。 明らかな差は、加減速の回数だったという。カーブが1カ所だけの場合は、外から中に入ってまた外へ抜けると楽。だがこの場所はカーブが連続しているため外、中、外が最適解ではな

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    hirake 2018/01/04
  • 日本版GPSは農業を変える、トラクターの自動運転みちびく

    農業は2018年に格運用が始まる日GPS「みちびき」を用いた高精度の測位が有効と考えられている分野の1つだ。代表的な用途としてみられているのは、トラクターなど農機の自動運転である。 トラクターの走り方の一例として、真っすぐに進み、隙間ができないように(若干の重複を持たせて)折り返してこなくてはならない。みちびきの農業利用に詳しい北海道大学 大学院農学研究院の野口 伸 副研究院長・教授は、「従来のGPSによる自動走行も実験で試したことがあるが、精度が足りず話にならなかった。自動運転にはcmクラスの誤差での測位が必要」と話す。 有人監視、無人自動運転トラクター実現へ 現時点で既に、RTK-GPSなどによる高精度の測位を生かして、農機のハンドル操作を自動化し、手放し運転を可能にする装置が販売されている(自動運転ではないため人が乗る必要はある)。だが、衛星からの電波が届きにくい場所だと使えな

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    hirake 2018/01/04
  • ケタ違いの精度、日本版GPS「みちびき」の実力

    まもなく、ITによる「位置情報」の使い方が大きく変わり始める。日が打ち上げた新しい人工衛星システムの格運用が2018年から始まり、衛星を使って現在地を割り出す測位の精度が大幅に高くなるからだ。 メディアに「日GPS」と呼ばれることもある、この衛星システムの名前は「みちびき」。様々な分野のIT活用に変化をもたらすと予想されており、既にこの衛星を活用する装置やシステムの実証実験や研究開発に着手している業界もある。 特集ではみちびきの概要を押さえたあと、いくつかの実証実験事例を通じてみちびきがIT機器やITシステムをどのように変えていきそうかを見ていく。 みちびきは「準天頂衛星システム」、あるいは「QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)」と呼ばれることもある。用途はGPS(Global Positioning System)と同様で、衛星を使って現在位置

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    hirake 2018/01/04
  • u-blox、−40〜105℃対応の車載向け小型GNSSモジュール

    スイスu-blox社は、動作温度範囲を−40〜+105℃に拡張した車載機器向けGNSSモジュール「MAX-M8Q-01A」を開発し、2017年12月半ばにサンプル出荷を開始する。外形寸法は9.7mm×10.1mm×2.5mmと小さい。同社によると、「車載機器向けGNSSモジュールでは業界最小」という。GNSS受信ICのほか、温度補償回路付き水晶発振器(TCXO)やROMなどをLTCC(Low Temperature Co-fired Ceramics)モジュールに搭載したものだ。カーナビゲーション装置などに向ける。

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    hirake 2017/12/02
  • IngressとポケモンGOの先にナイアンティックが見据えるもの

    位置情報やAR(拡張現実)をゲームに取り入れた「Ingress」「ポケモンGO」が相次いでヒットした米ナイアンティック。今年はIngressだけでなく、ポケモンGOでも大規模なイベントを実施して注目された。同社はいま何に力を入れ、今度どのような取り組みを進めようとしているのだろうか。Ingressのイベントが実施された大阪で、同社のアジア統括部長である川島優志氏に聞いた。 プレーヤーの熱量を世界に広げ国際交流を生む 「Ingress」「ポケモンGO」などが相次いでヒットし、注目を集めている米ナイアンティック。最近ではゲーム内だけでなく、リアルでもイベントを実施し、多くの集客を実現していることから関心が高まっている。 特にIngressは、2つの陣営同士で争う世界規模のイベント「XM Anomary」のほか、自治体などと協力してその地域を回って楽しむスタンプラリー的なイベント「Missio

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  • 走行データ分析で「魔の交差点」情報を共有、ヤマトと日立

    日立製作所はヤマト運輸と提携し、集配車両の走行状況を可視化して安全運転に役立てる取り組みを始める。ヤマト運輸の全ての集配車両に、走行速度や位置情報、走行映像などのデータを収集する車載端末を搭載し、クラウドに送信して分析することで、ドライバーの安全運転教育を高度化する狙い。2018年11月から約1年半かけて、ヤマト運輸の約3万6000台の集配車両に端末を順次搭載する計画だ。

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  • Suicaの残高不足も分かる、iPhone標準の「マップ」に欠点は見当たらない

    ビジネスでもプライベートでも必携のツールとなりつつあるiPhone。この連載では、長く使っている人でも気付いていない、iPhone標準の機能や、標準アプリの知られざる便利機能を紹介する。 iPhoneが登場した当時からある基的なアプリも、バージョンアップを重ねて使いやすくなったり、驚きの進化を遂げたりしている。iPhoneをもっと活用しよう。 実用性十分なアプリになった「マップ」 iPhoneに搭載されている標準の「マップ」アプリが、以前は「Googleマップ」だったことをご存じだろうか? 米アップルはiPhoneの基ソフトである「iOS 6」をリリースしたタイミングで、マップアプリをGoogleマップから現在の自社製アプリに変更した。iPhone 5が最新機種だった2012年のことだ。 リリース直後のマップアプリは、何もない場所に存在しない駅名が表示されるなど、肝心の地図情報が不正確

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  • 三菱電機がオランダ・ヒアと協業、高精度GPS端末の欧米展開狙う

    三菱電機とオランダの地図サービス会社ヒア・テクノロジーズ(HERE)は2017年10月27日、高精度の位置情報を活用したサービス展開について協業したと発表した。三菱電機が開発した高精度の車載全地球測位システム(GPS)端末とHEREの位置情報プラットフォームを組み合わせ、地図情報の動的更新や前方路面の危険回避といった自動運転の支援サービスを2020年をめどに展開する。 三菱電機はGPSの信号と補正情報、自立航法による測位情報などを組み合わせて、走行中の自動車の現在地を高精度に測定する技術を開発している。2018年4月に運用が始まる準天頂衛星「みちびき」の補正情報を加えると、「センチメートル級」(同社)の誤差で現在地を測定できるといい、既に2017年9月から「高精度ロケータ」と呼ぶ同技術搭載の車載端末を使って高速道路上での自動運転の実証実験を始めている。補正情報の無い海外でも、誤差1メートル

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    hirake 2017/10/29
  • ゼンリンがオランダのトムトムと協業、渋滞に詳しい地図情報サービスを2018年に開始

    地図情報サービスを提供するオランダのトムトムインターナショナルとゼンリン、ゼンリンデータコムの3社は2017年10月27日、日国内での協業に合意したと発表した。ゼンリンは保有する地図情報とトムトムの交通情報や分析技術を組み合わせて、企業向けに地図情報を配信するサービスを開発する。 「SIMカードを搭載する端末5億台分のデータを5秒おきに分析し、交通情報を更新できる点に、トムトムの優位性がある」。同日に開催した発表会で、ゼンリンデータコムの清水辰彦社長は協業への期待をこう話した。 左から、ゼンリンの藤沢秀幸第二事業部長、オランダのトムトムインターナショナルのアントワン・サウサーAutomotive事業部Managing Director、ゼンリンデータコムの清水辰彦社長 ゼンリンが開発する新しいサービスの仮称は「Zenrin Live Map」。2018年中に販売する予定だ。 トムトムが

    ゼンリンがオランダのトムトムと協業、渋滞に詳しい地図情報サービスを2018年に開始
  • 展示会を“戦略的”に回る、CEATECにリアルタイム地図導入

    「お、ここのブースは盛況だな、行ってみよう」「効率を考えて、混雑していないブースから回ろう」——。参加者が目を凝らすのは紙の地図ではなくスマートフォン(スマホ)の画面(図1)。「CEATEC JAPAN 2017」(幕張メッセ、2017年10月3~6日)では、スマホを片手に“戦略的”にブースを回る来場者が目立った。スマホの画面を見れば、各ブースの混雑状況や自身が回った経路の履歴が一目で分かる。仕掛けたのはカレンダーアプリケーション(アプリ)のジョルテだ。 今回ジョルテは、世界3000万ダウンロードを達成した同社のカレンダーアプリ「Jorte(ジョルテ)」の機能を拡張。CEATECの公式アプリとして専用のページを追加した(関連記事:新生CEATEC JAPAN、今年はHALL4から回れ!)。リアルタイム地図の導入はCEATECとしては初めての試みだ。 展示会場内の各ブースに発信用のビーコンを

    展示会を“戦略的”に回る、CEATECにリアルタイム地図導入
  • 「日本版GPS」受信機で先陣切るMSJ、精度と価格に自信

    マゼランシステムズジャパン(MSJ)は、QZSS(Quasi-Zenith Satellite System、準天頂衛星システム)対応の多周波GNSS(Global Navigation Satellite System、全地球衛星測位システム)受信機ボードを「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月3~6日、幕張メッセ)で出展した(関連記事:「マゼランシステムズとNECら、AWARD大臣賞」)。複数の衛星システムの同時利用による高精度測位に加え、準天頂衛星「みちびき」が発信するセンチメーター級測位補強信号(L6信号)の受信が可能で、数cm単位の高精度な測位情報を単独で得られる。L6信号を受信できる受信機は「他社に先駆けて世界で初めて」(同社)という。 準天頂衛星「みちびき」は、2018年度に運用開始を予定している日独自の測位衛星で、2017年10月10日に4号機の打ち上げ

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    hirake 2017/10/15
  • u-blox、消費電力が25mWと少ない小型GNSSモジュール

    スイスu-blox社は、平均消費電力が25mWと少ない小型GNSSモジュール「ZOE-M8B」を発売した。同社は発売したモジュールを「GNSS SiP(System in Package)」と呼ぶ。瞬時追従時の消費電力はわずか12mWという。同社従来品と比べると、「電力効率は3倍に向上した」としている。パッケージは,外形寸法が4.5mm×4.5mm×1.0mmと小さい51端子SLGA(Soldered Land Grid Array)である。電池で駆動する小型民生機器に向ける。具体的な用途としては、携帯型電子機器や、ウエアラブル端末、フィットネス機器、ヘルスモニタリング機器などを挙げている。

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    hirake 2017/10/07
  • 三菱電機、準天頂衛星からのCLASを使う自動運転の実証実験

    三菱電機は、準天頂衛星システムからのセンチメーター級測位補強サービス(CLAS:Centimeter Level Augmentation Service)信号を用いた、自動運転の実証実験を2017年9月19日から高速道路で開始した。準天頂衛星からのCLAS信号を使う自動運転の実証実験は、今回が世界で初めてだという。

    三菱電機、準天頂衛星からのCLASを使う自動運転の実証実験
  • パイオニアと地図大手の蘭HEREが業務資本提携、自動運転視野にデータ整備

    パイオニアとオランダの地図事業大手であるHERE Technologies(HERE)は2017年9月19日、業務提携および資提携に合意したと発表した。両社が持つカーナビ向けの地図や位置情報技術、ドライバーの運転特性や天候などの情報を組み合わせ、自動車事故のリスクを予測する技術やサービスを開発する。ITを使って保険料を柔軟に算出するテレマティクス保険を手掛ける保険会社の需要を見込む。 発表会でHEREのエザード・オーバービークCEO(最高経営責任者)は「将来の自動運転の普及も見据えて、オープンな地図データのプラットフォームを構築していく」と語った。 両社は2015年にデジタル地図事業に関して提携し、2017年中に世界で利用できるデジタル地図データを提供すると発表している。2016年にはパイオニアの持つ「3D-LiDAR」センサーを活用し、自動運転向け地図データの更新手法を検討する実証実験

    パイオニアと地図大手の蘭HEREが業務資本提携、自動運転視野にデータ整備
  • パイオニアがHEREと資本提携、自動運転地図の「世界標準」作成

    パイオニアとオランダHERE社は2017年9月19日、資提携したと発表した。同年2月の業務提携から関係を深めて、自動運転で使える高精度地図などの開発を急ぐ。

    パイオニアがHEREと資本提携、自動運転地図の「世界標準」作成
  • 人が外に出れば世界は変わる──CEDEC 2017でポケモンGOのNianticが講演

    2017年9月1日、米Niantic(ナイアンティック)で「ポケモンGO」の立ち上げに参加した川島優志氏と、開発を指揮した野村達雄氏が、ゲーム開発者会議「CEDEC 2017」の基調講演に登壇(写真1)、Nianticの理念やAR(拡張現実)についての考えなどを紹介した。講演タイトルは「GO OUTSIDE! Adventures on foot」(外に出よ!足で歩く冒険)。ポケモンGOは世界的なブームとなっているスマートフォン用のARゲームである。 「Nianticのロゴはジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』をモチーフにしたもの。ポケモンGOでパッと成功した感じがあるかもしれないですけど、僕たちの旅は全然平坦なものではなく、(80日どころではない)大変な道のりでした」と語る川島氏は、Nianticの理念と言えるものを紹介する。 「最初に(NianticのCEOである)ジョン・ハンケと

    人が外に出れば世界は変わる──CEDEC 2017でポケモンGOのNianticが講演