ナビタイムジャパンは7月2日、台湾最大手の通信キャリア中華電気通信(Chunghwa Telecom)に、ナビゲーション技術を提供すると発表した。中華電気通信は、7月中旬からGPSを利用したナビサービス「行動導遊」を提供する予定で、ナビタイムはこのサービス向けに技術を提供する。 行動導遊は、台湾では初の携帯GPSナビゲーションサービス。電車や車、徒歩を組み合わせたトータルナビゲーションサービスを音声ナビつきで提供する。 ナビタイムジャパンが携帯電話向けのトータルナビエンジンを搭載したアプリケーションを提供し、サービスの運営はナビタイムジャパンの現地パートナーGPSStar Taiwanが行う。 同社は今後も、現地パートナーとともに台湾でのGPSサービスの普及に注力するとし、他のアジア各国や欧米も視野に入れて対応国の拡大を図る計画だ。 関連記事 「E61」「X01NK」でGPS機能を使える─