JR東日本は18日、2010年3月13日にダイヤ改正を実施すると発表した。成田エクスプレスの新車投入と増発、横須賀線「武蔵小杉駅」開業、上越新幹線「とき」のスピードアップなどが実施される。また、車両老朽化のため上野 - 金沢間の寝台特急「北陸」と急行「能登」は3月12日発の列車を最後に廃止し、多客期に新たな臨時列車を運行するとのこと。 廃止が決まった寝台特急「北陸」(左)と急行「能登」(右) 寝台特急「北陸」は、上野 - 金沢間を結ぶ列車。青色の14系客車を使用する「ブルートレイン」のひとつとして、また、もっとも走行距離の短い寝台列車としても鉄道ファンに親しまれているという。急行「能登」はボンネットタイプの先頭車を持つ489系電車を使用した夜行の座席急行で、運行区間は「北陸」と同じ上野 - 金沢間。ふたつの列車はほぼ同じ時間帯で運行しており、利用客の多様なニーズに対応していた。両列車の廃止