マイクロソフトのインターネット通話ソフト「スカイプ(Skype)」が先日、新たに同時通訳サービス(ただし利用者を限定した試験運用)を開始した。 上のデモ動画にあるように、当初は英語とスペイン語の同時通訳から始めて、徐々に対象言語を拡大していく方針という。この同時通訳サービスには「ディープラーニング」と呼ばれる最先端のAI(人工知能)技術が使われており、その並外れた威力が一般ユーザーにも実感できる最初のケースになるかもしれない。 同時通訳のレベルは未知数 このデモ動画はあくまでもプロモーション・ビデオだが、そこで交わされていた子供同士の単純な会話であれば、恐らくスカイプの同時通訳が実際に使われた場合でも、動画で示された程度のパフォーマンスを見せるだろう。ただしビジネス・パーソン同士の交渉や、商談に使われるような複雑な会話となると、そうとは限らない。 また翻訳される言語の種類によっても、パフォ
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