例年、夏に開催されている滋賀県の「びわ湖大花火大会」が激しい混雑などで地元の人が気軽に楽しめる環境ではなくなったという意見を受けて、花火大会の主催者は10日、開催の事前周知を地元の人たちに限定した花火大会を開きました。 毎年8月に大津市のびわ湖の湖岸で開かれている「びわ湖大花火大会」は、会場周辺の激しい混雑などが課題となっていて、周囲には路上で立ち止まっての観覧を防ぐため高さ4メートルのフェンスを設置するなど対策が進められています。 一方、花火大会の実行委員会は、地元の人たちから「気軽に楽しめる環境ではなくなった」という意見が寄せられたことを受けて、10日、開催の事前周知を会場周辺の3つの地域、およそ1万6000世帯に限定した花火大会を開きました。 10日午後6時半からの15分間に、あわせておよそ500発の花火が打ち上げられ、集まった人たちは夜空と湖面を彩る花火に歓声を上げたり、カメラで撮