NHK大河ドラマ『青天を衝け』で、「台湾出兵」というキーワードがでてきました。 第32回「栄一、銀行を作る」で、大久保利通は「(不平士族の)不満をそらすための台湾への出兵はやむを得ない」とか言ってましたね。 明治7(1874)年、岩倉具視暗殺未遂事件とか佐賀の乱とか、不穏な空気が流れていたんです。 岩倉具視氏 第33回「論語と算盤(そろばん)」では、大隈重信が「佐賀戦(さがいくさ)や台湾や、なんもかんも金かかるし~」とぼやいているし、三菱の創設者岩崎弥太郎が「戦争で儲け儲け🎶」と悪役丸出しの描かれ方だし。 岩崎弥太郎さん、『青天を衝け』では「三菱は(戦争を)手ぐすねひいて待ってる」とか言われちゃって、悪役にしか見えません。昨日の第34回「栄一と伝説の商人」でも弥太郎さんのガハハ笑いで「俺、悪役だから」のアピールすごかった。 で、台湾出兵って何でしょうか? 目次 琉球漁民台湾漂着事件 日本