Q.更年期には体脂肪をあまり落とさないほうがいいってホント? 目標は何%?/スポーツドクターが回答<4>
(左)静かに座っていたあとの脳 (右)20分ウォーキングしたあとの脳 調査/スキャンはイリノイ大学Charles Hillman博士が実施 たっぷり勉強しました。夜もぐっすり眠りました。バランスの良い朝食も摂りました。これで、大切な試験の準備が整いました。あとは、歩いて試験会場に向かうと良いかもしれません。ウォーキングでもランニングでも、どんな運動でもかまいませんが、20分の運動をすれば、試験の成績が上がることがわかっているからです。ブログ「ExamTime」では、勉強に役立ついくつかのライフハックとともに、運動の効果を実証する研究が紹介されています。この研究は2010年に行われたもので、9~10歳の子どもを対象にしています。試験前に運動(たいていはウォーキング、ランニング、遊びといった有酸素運動)をさせ、運動を全くしなかった子どもと成績を比較したところ、他の条件がすべて同じ場合、運動をし
うつ病を運動で治す試みが注目されている。薬の効きにくい人が改善することがあるほか、再発率が低いとの研究成果も出ている。 首都圏に住む30代の男性会社員は、自宅近くを15分、週4回速歩きをしている。腕を大きく振り、ハアハアと息が弾むほどのスピードを保つ。終わるとじっとり汗をかく。2カ月後、気分が晴れてきたのを実感するようになった。 「うつうつと家に閉じこもっていたが、今は友人とお茶をしたり、人と積極的にかかわれるようになった」と男性は話す。10年以上抗うつ薬を飲んでいるが、これほど変わったのは初めて。両親と電話で話すと「声が明るくなった」と言われた。夜寝て朝起きる規則正しい生活になり、会社への復職を考え始めている。 男性が通う「青葉こころのクリニック」(東京都豊島区)の鈴木宏医師は「運動すると気分がすっきりして前向きになれる」と話す。大事なのは、一人一人に適した強度と頻度の運動を一定期間続け
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