トマ・ピケティの言う通り 「東洋経済」に『21世紀の資本論』を書いた トマ・ピケティのインタビューが載っていた。 ピケティは3世紀に亘る「所得と資産の歴史」を 徹底的にデータで分析し、資本主義というものは 放っておくと、経済成長率よりも資本収益率が高くなり、 資本を持つ者にさらに資本が蓄積していくことを 証明したのだ。 つまり新自由主義の下では、格差が拡大し続ける のは当然。 アベノミクスで言えば、余裕で株を運用できる1%の 富裕層だけに、ひたすら富が集中するのであり、 貧困層はひたすら拡大していく。 金融の規制緩和によって、富裕層ばかりが高い 利益を売るから、国の総資産に占める、 中間層が保有する資産の割合は減っていく。 中間層は明日にでも貧困に落ちる確率が高い。 中間層の人間なんて、病気一つで貧困層へ、 リストラ一発で貧困層に転落する。 そうなるともう貧困層の世襲になるだけだ。 格差社