アダルトメディア研究家の安田理央さんがSNSで「推し『ビジネス』の終焉」という表現を使っておられ、我が意を得たりで膝を打ちまして。ほんと、そんな感じなんですよ。 一連のジャニーズ関連だけでなく頂き女子やホスト刺傷などのホスト規制ネタに加えて、ちょっと前までのアイドルビジネスで秋元康さんが持ち上げられてきてやがて廃れたプロセスなどを見ても、やはりコト消費的な推しビジネスは乱獲の果てに終わり始めているんじゃないのかなあと思うわけです。 推しビジネスの罪 ゲーム業界の仕事をしていると、推しビジネス問題とはどうしても向き合わざるを得ず、その中でも一時期ソーシャルゲームが興隆し、あまりの利益率の高さに各社こぞって参入した経緯を思い出します。たかが1枚のイラストで好きなキャラクターが出るからと言って、低確率のガチャ10回回すのに3,000円という法外に高額のサービスを複数回回すことがゲーム収益の根幹と
はてなと言えばブログ、ブックマーク、匿名ダイアリーを思い浮かべる人が多いが、実はこれらはもはや脇役でいまや漫画の会社になっているという話。 まずはてな株式会社の業績を見ていく。 2023年7月期決算(2022年8月1日~2023年7月31日) 売上 31.50億円 営業利益 1.73億円 純利益 0.99億円 では売り上げの内訳は? コンテンツプラットフォームサービス 4.21億円(前年度比-14%) ← (個人向け)はてなブログなど コンテンツマーケティングサービス 6.97億円(前年度比-12%) ← (企業向け)はてなブログなど テクノロジーソリューションサービス 20.31億円(前年度比+14%) ← (企業向け)システム開発など 「漫画関係ある?ブログと絡めて漫画事業始めた?」と思うかもしれないがそれは違う。 テクノロジーソリューションサービスの内訳をもう少し詳しく見ていく。 M
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