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![ScalaのWebアプリケーションフレームワーク「Play Framework」入門 ~(3)CRUD操作を行うWebアプリケーションの作成 後編](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d8763b7839c5c3d2d5741805b793aa7053807103/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F7817%2F7817_arena.png)
Play2は「2.3.0」から環境構築方法が少し変わります。前回記事で紹介したように、以前のバージョンでは「play new」などのPlayコマンドでアプリケーションの環境を構築しましたが、本バージョンからPlay2は「Typesafe Activator」とセットで提供されるようになりActivatorコマンドを利用することになります。基本的な流れは同じなので簡単に紹介します。 ダウンロードサイトからZipファイル「typesafe-activator-1.2.2-minimal.zip」をダウンロードし、任意のディレクトリに展開します。筆者は「C:\pleiades\activator\activator-1.2.2」としました。Activatorコマンドを利用できるように展開したディレクトリを環境変数の「Path」に追加しておきます。 アプリケーションの作成は「activator n
はじめに 最近の関数型言語ブームの中で、高い生産性と高い品質を誇る言語であると注目を浴びているのが「Scala」です。今回は、このScalaのWebアプリケーションフレームワークである「Play Framework」(以下、Play2)について紹介します。 「Scala」はTwitterやLinkedInなどのサービスで利用されており、2013年は日本で初めてScalaに特化した大規模なカンファレンスが開かれたり、さまざまな情報媒体で取り上げられたりと、ここ1、2年で急激に人気が高まっているのではないでしょうか。 Play2はJVM上で動作し、これまでのJavaで開発するエンタープライズアプリケーションで多く採用されたサーブレットやJSPのアーキテクチャを採用せず、独自のMVCモデルのアーキテクチャを持っており、スケールアウトしやすい構造になっています。 本連載では、開発者にもフレンドリー
一ヶ月ほどまえに Java 8 がリリースされました。ラムダも入ったことだし、お試しがてらゴールデンウィーク中に asterisque* の Scala コードの一部を Java で書き換える作業などを行っております。 ただまぁ asterisque* は非同期 RPC フレームワークですので、ラムダだけでなく Scala の Promise, Future もあちこちで使っています。うーんこいつらの互換性どうしようかなーと悩んでいたところ Java 8 に CompletableFuture というクラスが追加されいるのに気づきました。ざっと API リファレンスを読む限り以下のような特徴があります。 Scala の Future と同様に非同期処理間で成功 (計算結果) または失敗 (例外) を渡すことが出来る。 複数の処理スレッドで共有することも想定していて、早い者勝ちで結果を出すよ
みなさんこんにちは、技術部Webチームリーダーの田中佑樹です。 みんなからはたなやんと呼ばれています。猫とVimが大好きです。 さて、今回は先日開催した2泊3日のChatWork開発合宿の全貌についてご紹介したいと思います。 「開発合宿をやってみたいけど、どうすればいいのかよくわからない」という方の参考になれば嬉しいです。 なぜ開発合宿をすることになったのか? チャットワークは2011年3月の公開以来、順調にユーザー数を伸ばし2014年4月時点で世界170カ国42,000社の企業に導入されるまでに成長しています。 そんな中、現在チャットワークのバックエンドで動いているプログラムが今後の運用において最適ではないのではという懸念があり、言語とフレームワークの再選定をしようという声が上がりました。 ただ、なかなか日頃の業務の中で時間を取るのは難しく、今後のチャットワークを左右する重大な選択なので
なぜ、いまScalaなのか? TwitterがScalaを利用しているのは有名ですが、他にも位置情報を利用したfoursquareはScalaで構築されたLiftというWebフレームワークを利用していますし、GTDツールとして有名なRemember The MilkもScalaの利用を検討しているようです。 Scalaは、Java Virtual Machine(以下JVM)上で動くオブジェクト指向+関数型言語です。簡潔で柔軟な記述が可能であり、マルチコアを意識したライブラリがあり、JVMでのスケールメリットを享受できることが、これらの企業で採用に踏み切った理由であると考えられます。 Scalaは、非常にバランスの取れたプログラミング言語です。本連載では、Scalaの基本的な文法を解説しながら、オブジェクト指向と関数型言語を組み合わせたプログラミングスタイルについて、解説したいと思います。
Scalaとは Scalaは、2003年にJavac(コンパイラ)やJavaのGenericsの設計/開発貢献者であるMartin Odersky氏(スイス・ローザンヌ工科大学教授)によって、開発が開始された比較的新しいプログラミング言語です。Javaは実用言語として幅広いシステムで使用されてきましたが、下位互換性を保つという要請の中、言語としての機能強化がなかなか進まないといった限界も見えてきています。そのような現状もあることから、ScalaはJavaの後継として実用的な言語を目指して開発されています。 Scala最大の特徴は、Javaの良さを最大限継承しつつ、スクリプト言語や関数型言語の良いところも吸収し、先進的な機能/文法を取り入れている点です。また、今後のハードウェアのマルチコア化を見据え、簡易に並列処理プログラミングを行うことができるライブラリが付属しています。 Scalaのメリ
A Scala Tutorial for Java programmers Version 1.2 March 15, 2008 Michel Schinz, Philipp Haller, 宮本隆志 (和訳) Programming Methods Laboratory EPFL Switzerland 2 1 はじめに この文章は Scala 言語とそのコンパイラについて素早く入門するためのものです。あ る程度のプログラミング経験があり、Scala で何が出来るのかの概要が知りたい人を 対象にしています。オブジェクト指向プログラミングの基本知識(特に Java での) が前提とされています。 2 最初の例 最初の例として標準的な Hello world プログラムを用います。興味深いとはいえませ んが、Scala 言語に関する知識をさほど必要とせずに Scala のツールの使い方を簡
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