<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年12月21日 (金)時論公論「ロボコン・ものづくり教育20年」 NHKのテレビでも放送している、アイデア対決ロボットコンテスト「高専ロボコン」が今年で20年目を迎えました。 教育関係者からも「創造性教育」の一つのあり方として注目されるロボコンが築き上げたものとはなにか。室山解説委員がお伝えします。 アイデア対決ロボットコンテスト。略して「ロボコン」。この言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。 10代後半から20代前半の若者が、限られた素材を使って、限られた期間につくった手作りロボットで、性能や独創性を競う。この、シンプルなルールが支持され、ロボコンは、大きく成長してきました。 ロボコンには、大学生によるものと、高等専門学校の学生によるものがあります。 その、高専生によるロボコンが今年、20年目を迎えました。 今年の競技は、「
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年09月03日 (月)スタジオパーク 「広がる障害者支援ボード」 (遠藤キャスター) 発達障害や知的障害で、話し言葉のコミュニケーションに困難がある人に、 絵や情報を多用してコミュニケーション支援をする「コミュニケーション支援ボード」が 全国各地に広がっていいます。 室山解説委員に聞きます。 Q1:「コミュニケーション支援ボード」とはどんなものですか? 悩んでいる。これからはいっしょに町で暮らすことがさらに増える時代になる。 そのためにもコミュニケーション支援ツールが重要です。 カラフルで動作のイラストまで入っているのが特徴。 ~仙台市の地下鉄17駅すべての改札、市バス489台。 楽天球団のフルキャストスタジアム。横浜市では全ての吸収者に配備されています。~ Q2:なぜ必要なのでしょうか? A2:町は情報の海。コミ
| トップページ | 次の記事 >> 2007年08月30日 (木)スタジオパーク 「動画投稿に著作権問題」 (遠藤キャスター) インターネットの利用者の間で、ユーチューブなど 動画投稿サービスに人気が集まっています。 ところが、掲載された映像を巡って著作権問題が起きています。 動画投稿のどこに問題があるのか、扇谷勉解説委員に聞きます。 Q1.動画投稿サービスとは、何でしょうか? 共有したりできる無料のサービスです。 国内に約40あります。 投稿される動画は、ホームビデオやテレビの番組など様々あります。 見た人が評価したり感想を送ったりしてコミュニケーションが生まれるんです。 数あるサービスの中で、人気ダントツがアメリカのユーチューブです。 今年6月から日本語版のサービスも始まりました。 投稿数は毎日6万本と言われ、 他のサービスを圧倒しています。 ユーチューブによる
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年08月28日 (火)視点・論点 「後藤新平生誕150年」 東京市政調査会理事長 西 尾 勝 本年は、明治40年代から大正期にかけて国政の舞台で縦横無尽、八面六臂の活躍をした異色の政治家・後藤新平の生誕150周年に当たっています。 後藤新平は安政4年、西暦1857年に現在の岩手県奥州市水沢区に生まれ、10歳のときに明治維新を迎えました。 その後、内務省衛生局に採用され、明治25年には35歳にして早くも内務省衛生局長に抜擢されました。 さらに、明治31年から8年間は台湾総督府の民政長官として台湾の近代化に尽力し、明治39年から2年間は南満州鉄道株式会社、「満鉄」の初代総裁として満州の植民地経営の基礎を築きました。 これ以降、逓信大臣、鉄道院初代総裁、内務大臣、外務大臣を歴任し、大正9年には東京市長に就任し、市政改革に努める
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年08月03日 (金)時論公論 「不安高まる中国製食品」 (野村キャスター) 続いては時論公論、このところ大きな問題になっている中国産食品の安全性について、 中国担当の加藤解説委員と、食料担当の合瀬解説委員がお伝えします。 中国から世界に輸出された、農産物や養殖魚、それに日用品などから、次々に、人体に有害な物質が検出され、問題になっています。 そこで、今夜は、中国の生産現場で、いったい何が起きているのか。 そして、日本は、どう対応してきたのかについて、加藤解説委員と共に考えてみたいと思います。 加藤さん、中国とアメリカとの協議で今日、食品などの安全性を確保する一定の合意が出来たようだが、この問題まずアメリカから火が付きましたよね? (加藤) はい、問題が大きくなった発端は、ことし3月、アメリカで売られたペットフードを食
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年07月26日 (木)視点・論点 教師を悩ませる「困った親たち」 明治大学文学部教授 諸富祥彦 ここ数ヶ月、テレビや新聞で学校の先生方を悩ませる「困った親」の問題がとりたざされています。学校へのイチャモンとか、モンスターペアレント、などといったいさましい言葉もしばしば使われるようになってきました。私は『悩める教師を支える会』の代表として先生方のカウンセリングをしてまいりました。そこでの経験で申し上げますと、ここ10年のあいだに保護者による教師攻撃はどんどん勢いを増すばかりです。 まず、どのような『困った親たち』が実際にいるのか、お話をさせていただきたいと思います。私は、先生方のカウンセリングをしていますので、先生方の目から『困った親』の問題を見ることになります。すると、『困った親たち』も次の二つに分けられます。 まずは、教師にと
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年07月31日 (火)時論公論「原発の安全性見直し」 新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原子力発電所は、施設に大きな被害を受けました。 国は、事態を重く見て、きょう、調査対策委員会を発足させました。 今後の調査や検証にあたっての原発の課題についてお伝えします。 柏崎刈羽原子力発電所は、火災の発生や放射性物質の漏れ以外にも、様々なトラブルや損傷が見つかっています。 次々と浮かび上がってくる問題に原発の安全性に対する信頼が揺らいでいます。 国は、事態を重く見て、きょう、調査対策委員会を発足させました。 メンバーには、専門家の他、地元の柏崎市や刈羽村、新潟県も加わっています。 地元からは、想定を超える大きな揺れが起きた原因を明らかにして欲しい。 国は安全審査を厳格に行って欲しいといった意見がでました。 委員会は、今後、被
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年08月01日 (水)スタジオパーク「火星に生命はいるか」 今週の金曜日、 アメリカから初めて火星の北極を調査するための探査機が打ち上げられる予定。 どんな意義があるのか谷田部雅嗣(やたべ・まさし)解説委員に聞きます。 今回打ち上げられる火星探査機はどんなものなのか 火星に生命が存在するか 重要な決め手は水の存在。 その手がかりとなる証拠を 火星の北極周辺で見つけ出すことが目的。 この北極を目指す探査機の名称は「フェニックス」 これは 火星の北極上空からの写真。 白いのは空気中の二酸化炭素が 固まってドライアイスになったもの。 水や氷とは別のもの。 ところが、「マース・オデッセイ」が 2002年に北極上空で収集したデータで、 地中に水が存在する可能性が出てきた。 地中に含まれている水素の量を計ったもの
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年07月19日 (木)視点・論点 「世間から空気へ 作家 藤原 智美 “KY”という言葉があります。 Kですね、Kは空気、で、Yというのは、読めない。空気が読めない。 これを略して“KY”と言います。 若い人は盛んに使ってるんですが、KYと言われると、やはりちょっとだめな人間、 そういうニュアンスもあるようです。 空気が読めない、読める、そういったことをしばしば耳にします。 で、その、空気が読める人というのは、 有能な人、そういうイメージがありますね。 どこに行っても空気、空気と言われて、空気一辺倒の社会。 それが、まあ、今まさに社会の空気になっているわけですね。 で、これが果たして良いのかどうかということを ちょっと考えて見たいと思います。 山本七平が30年ぐらい前に、『空気の研究』という本を出しました。
| トップページ | 次の記事 >> 2007年07月14日 (土)土曜解説 「コムスン問題の波紋」 (山田解説委員) 土曜解説です。 介護サービスの最大手コムスンが、ヘルパーの数について嘘の申請をするなど 悪質な不正があったとして、介護事業からの撤退を求められました。 利用者や関係者に大きな衝撃を与えたこの問題を取り上げ、 介護保険制度のあり方について、改めて考えようと思います。 (兼清キャスター) スタジオには、南直樹解説委員と、後藤千恵解説委員に来て貰いました。 (山田) Q1:コムスン問題の本質、コムスン問題が投げかけたものは何か? (南) 在宅介護サービスというのは、事業者が、地域に密着して、高齢者が何を必要としているか、十分なケアをするには、どの位の人数の職員が必要かを、十分見極めながらすすめていくべきものです。 コムスンの場合は、地域の実情を無視して、六本木の
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2007年07月09日 (月)視点・論点 「ウェブ社会をどう生きるか」 途方もない情報爆発の時代がおとずれて来ました。 おもな原因として、インターネットのウェブに誰でも気軽に情報を書き込めるようになった、ということがあげられます。 とりわけ、ブログの流行は見逃せません。 まるで日記をつけるような感じで、ウェブのなかに感想や意見をつづることができます。 日本のブログ人口は、2006年3月時点で868万人という調査結果がありますが、今や1000万人を越していると推定されます。 お年寄りや子どもをのぞくと、10人に一人はブログを書いているのです。 東京大学大学院 情報学環教授 西垣 通 放送: 教育 22時50分~23時 総合 午前4時20分~30分 今や個人も組織も、あらゆる人々がウェブで情報を発信し、受信すること
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