誰しも自分の頭の中が空っぽになったと感じるときがある。あるいは、誰かの頭の中が空っぽだとしか思えないこともある。でも、たいていの場合、われわれの頭蓋骨の中には脳がぎっしり詰まっている。そもそも、自分の頭が空っぽだと感じるのも、頭の中が空っぽだとしか思えない行動を取る人がいるのも、脳が働いているおかげである。ところが、頭の中がほとんど空っぽなのに普通に社会生活を営めている男性がフランスで発見されたという。 フイエ医師は脳梗塞などの脳疾患の可能性を疑ったようで、男性をCTとMRIにかけることにした。スキャンで得られた結果は、驚くべきものだった。男性の頭の中には、脳組織がほとんど存在していなかった。 正常な人でも脳の中には、脳室と呼ばれる空洞がある。その男性の場合は、脳室が常識では考えられないほど拡大しており、脳の組織が左右の頭蓋骨付近にしか残っていなかった。 写真へのリンク ※コメント欄で教え
公開講座 - 京都女子大学現代社会学部 6/30 京都女子大学にて。 ニセ科学対抗勢力としてはかなりの面子だと思われ。 京都女子大学教授 小波秀雄 - こなみ日記 ここも参照。http://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~konami/ 専門は色々やっておられる方。山形大学准教授 天羽優子 - 事象の地平線::---Event Horizon--- みなさんご存知。同志社女子大学教授 左巻健男 - Doblog - さまき隊的科学と環境と仕事と遊び - 理科教育の専門家だそう。大阪大学教授 菊池誠 - kikulog ご存知、菊池先生。ニセ科学の権威、と言っちゃうとアレですけどね…ぱっと見た感想。かなり年齢層高め。ニセ科学に対するウェブの盛り上がりとは裏腹に、おじいさん率が高かった。男女比は6:4くらいか。会場はかなり混雑していて、立ち見もちらほらと。座ってみてる人もいました
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 トップ科学ジャーナルのひとつネイチャー(Nature)を出版しているNature Publishing Groupが革命的な動きに発展するかもしれないエクスペリメンテーション(Experimentation)をはじめた。ピアーレビュー(Peer Revieiw; 同じ領域の研究者による査読)なしに投稿された論文を(ほぼ)すべて掲載する新しい科学雑誌Nature Precedingsを立ち上げたのだ。 ピアーレビューは議論はあるが(arguably)現在実質上最も信頼できる論文の審査法であると考えられている。3大トップジャーナル(Nature誌
フロリダのサニベル島に住むJohn Kanziusはガン治療のためのラジオ波発生装置をテストしていたら、この装置によって塩水がろうそくのように火をともすことを偶然発見したとのこと。 この装置があれば水をガソリンに代わる新たなエネルギー源として利用できる可能性があるため、期待が集まっているようです。 詳細は以下から。 Fla. Man Invents Machine To Turn Water Into Fire - News Story - WPBF West Palm Beach 装置のテストとして試験管に塩水を満たしたものとペーパータオルをセットし、スイッチを入れたところ突然ペーパータオルが発火。今度はペーパータオル無しで同じようにセットしてみたら、水に火がついたそうです。 炎の温度は華氏3000度(摂氏約1649度)に達するとのことで、これを利用したエンジンの実験も行っていて、Kan
はじめに 石けんは世界最古の化学製品の一つと言われ、安全性が確かめられている数少ない化学物質ですが、人体や川や海の生物にも安全である石けんの特性に便乗した悪質な商法が蔓延しています。 「使えば使うほど、川や海が浄化される夢のような洗剤です」 「たっぷりと練りこまれたトルマリンが、高いマイナスイオン効果を生み出します」 「強力な波動が癒し・若返り・健康へと導きます」 このような謳い文句をどこかでご覧になったことはありませんか? 科学っぽい用語が出てくるだけのニセ科学が常套手段として利用されていますが、その裏には高額な商品が隠されていることが多いので注意が必要です。ニセ科学は、実証も反証もできないことを、あたかも明示された真実であるかのように見せつけます。 「発掘!あるある大事典」のデータ捏造にもあるように、世間にはニセ情報が溢れていますが、石けんについても、残念ながら例外ではありません。 ニ
久しぶりに科学雑誌「ニュートン」を買ったら面白かった。 昔と変わらず精緻なイラストがたくさん載っていた。ゴルジ体、二重らせん、宇宙のはじまり、グロテスクなほど美しいイラストは見ているだけでどきどきする。 あのすばらしいイラストは説得力がある。ふつうの状況でもあのニュートン風イラストで書けばなんだかものすごいことに見えるのではないだろうか。 (林 雄司) ニュートン風に酔っぱらいを表現する ひどい写真で恐縮だが、まずはこの写真を見ていただきたい。先日、飲みすぎたときのようすである。ゴールデン街の人んちみたいな店だった。午前4時。悪酔いしないようにホッピーを飲んでいるが、もうそんなこと関係ない状況である。
【2007年5月23日 JPL News Releases】 耐用時間をはるかに超えて走り続ける火星探査車スピリット。6つある車輪の1つが故障し、引きずりながら移動する苦しい状態だ。だが、火星の土壌に深く食い込んだ車輪が、思わぬ幸運を掘り当てたらしい。 NASAが火星に送った双子の探査車、スピリットとオポチュニティーは、2004年から探査を続けており、火星における火山活動や水の存在を示す地形や物質など重要な成果をもたらしている。しかし、火星で過ごしてきた年数を隠せない兆候が出ているのも事実だ。実は、スピリットに6つある車輪のうち1つは動かなくなっている。そのため、探査車の通った後には、車輪をひきずった深い溝が残されるのだ。今回はこの不幸が幸いし、新たな水の存在を示す証拠の発見となった。 先月、スピリットが車輪をひきずった跡に明るい色の土が発見された。そこで、スピリットはまずこの土を小型熱放
ただいま、ヨミウリ・オンラインはアクセスしにくい状態になっています。 大変お手数ですが、しばらくしてから、再度のアクセスをお願いします。 読売新聞社
ニセ科学:1(菊池教授) 2007年05月07日 言葉が結晶の形を決める? オカルトに近い話が学校に忍び込んでいます。 * 捏造だけをとりあげるのは「あるある」問題の矮小化です。 科学のようで科学でない。こんな話が、世の中にあふれています。「笑ってすまされない状況になっている」と、大阪大学の菊池誠教授は言います。ニセ科学とは何か。この問いは、「科学の本質とは何か」を探ることでもあるようです。 一見科学のようで実は科学でないものを、僕は「ニセ科学」と呼んでいます。「エセ科学」「疑似科学」などとも呼ばれますが、一般の人に「科学として受け入れられている」という点がポイントです。これがいま、看過できない状況になっています。 例えば、健康にいいとしてブームになっているゲルマニウム。身につけたり温浴で使ったりするようですが、「セ氏32度以上で電子を放出し、それを皮膚などから取り込むことにより体によい効
先週17日の朝日新聞の朝刊で、中村桂子さんが昨年終了した「タンパク3000」という大型プロジェクトに対してかなり激しい批判的意見を寄せておられてびっくりしたのですが、Science Communication BlogでK_Tachibana さんが「中村桂子さんの「私の視点」は何を目的にして書かれたのか」というエントリーで引用されていた「WEB2.0(っていうんですか?)ITベンチャーの社長のブログ」というブログに、日本におけるバイオ系の大型プロジェクト予算の決まり方のついて、衝撃的かつ克明な「内部情報」が書かれています。 「今日の朝日新聞朝刊の中村桂子さんの「私の視点」について」というエントリーの中味は、文科省や経済産業省などがスポンサーになるバイオ系の大型プロジェクト予算が、どのように決まるかということについての目撃者による貴重な証言になっています。 著者の方は、なんと「実際に理研(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く