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ブックマーク / note.com/re_satoshi_f (11)

  • 著者自ら朗読して、オーディオブックをつくってみた。|藤本智士(Re:S)

    編集者。1974年生。『Re:S』『のんびり』編集長。自著『魔法をかける編集』『アルバムのチカラ』等の他『ニッポンの嵐』『るろうにほん 熊へ』(佐藤健)『かみきこうち』(神木隆之介)など編集。#みんなの銀行アンバサダー http://bit.ly/satoshifujimoto

    著者自ら朗読して、オーディオブックをつくってみた。|藤本智士(Re:S)
  • 「いちじくいち」というチャレンジ|藤本智士(Re:S)

    怒涛の出版記念ツアーの最中、10月7日、8日の二日間にわって開催された「いちじくいち」。 自分で企画したイベントながら「開催された」なんて少し他人事なのは、今年は準備と運営のほとんどを、のんびり秋田チームにお任せしたから。 任せるってことがいくつになっても苦手な僕は「あっちのフォローは大丈夫?」「こうしなきゃヤバいんじゃないの?」「こんな風にやればうまくいくんじゃない?」なんてことを言いたくて言いたくて仕方がなかったけれど、大筋からはずれなければ口は出さないと決めていて、だからこそ、なんというか一年目以上に今年は胃にキタ(笑)。 でもそうやって「任せること」に対する苦悩は、僕自身にとって大切なチャレンジだから、常にそういったチャレンジがあることは幸福なことだなって、最近つくづく思う。僕はチャレンジするのが好き。そういう性質なんだな。 まあそういう自分ごとは置いておいて、今年も大盛況だった「

    「いちじくいち」というチャレンジ|藤本智士(Re:S)
  • 07.若いうちに高い買物した方がいい理由|藤本智士(Re:S)

    僕が、この人素敵だなあ、かっこいいなあ、って思う人に共通しているのはただ一つで、それはファッションでも容姿でもなければ、話し方や性格でもない。それはズバリ【美意識】の有無。 これは、世間で一流と言われる人すべてが持ちあわせているものでもなくて、意外にも旅の途中にふと出会ったおじさんが急に小脇に【美意識】携えてたりするから、出会い頭に卒倒しそうになったりもする。まあ、それこそが旅の醍醐味なんだけど。 数年前、富山県のとあるお寿司屋さんに入ったとき、あまりに美味しいお寿司を前に、店主と話がはずみ、興味のままにお名前を伺ってみたら、男性なのに名前が泉美(いずみ)さんで驚いたことがある。珍しいお名前ですねと言うと、名は泉だけれど、理(ことわり)を料(はか)る芸人として自分の美学を提供したいから【美】をつけた、と言われた。 物を買ってもらうためにはその物の背景にある物語を伝えることがとても大切、な

    07.若いうちに高い買物した方がいい理由|藤本智士(Re:S)
  • 05.イベント企画で大切なこと5ケ条|藤本智士(Re:S)

    出版記念イベントが気づけば30箇所を超えるなか、各地で定員超えが相次いでいて当にありがたい。けれど、ハッキリと言っておかなきゃいけないのは、これは決して僕に集客力があるわけじゃない。ってこと。 各地で40名、50名という定員枠がどんどん埋まっていくのは、ひとえに各地の企画者のみなさんの情熱のおかげで、でもこれって実際、とても難しいこと。テレビに出てるタレントさんじゃあるまいし、僕みたいなおじさんの話を聞いてみたいと思ってくれるような人は相当稀有で、それを50名とか、60名とか集めてくださるんだから、当にすごい。 でもこれこそが、地方でコーディネーターとかディレクターとかって言われる人たちが持ってるスキルなんだなあと思う。呼んでいただく僕は、正直、各地でそれを確かめているようなところもある。って、怖い話してるかな、僕。 優秀なコーディネーターさんって、やっぱり巻き込み力があるんだよなあ。

    05.イベント企画で大切なこと5ケ条|藤本智士(Re:S)
  • 04.おじさんの多数意見より少数派な自分の気持ちを信じよう|藤本智士(Re:S)

    福岡県八女でのトークイベント後の懇親会で、大分県在住の1人の女性が、僕にこんな悩みを打ち明けてくれた。「長年地方紙の記者をやってきたけれど、もっと深く地元のことを編集していくためには、一回東京に出た方がよいんじゃないか? と、東京の編集プロダクションに就職することを決めたものの、当にそれがよいのか迷っています」と。 このことについて僕が正解を持っているわけじゃないから、最終的には自分で決めるしかないっしょ的なことしか言えないんだけど、ただ一つ思ったのは「一回外を見た方がよい」という誰からともなく伝え聞いているこの言葉を、僕たちはもう少し疑ってみてもいいんじゃないか? ってこと。 人はみな真摯に語ろうとするほど、自分の体感でしかものが言えなくなるから、おじさんが若者にするアドバイスっていうのは、自分の人生の知見を伝えてくれているだけで、決してそれが正しいわけじゃない。 「一回東京に出た方が

    04.おじさんの多数意見より少数派な自分の気持ちを信じよう|藤本智士(Re:S)
  • 01.井の中の蛙たれ|藤本智士(Re:S)

    「魔法をかける編集」出版記念イベントを振り返りながら各地で皆さんが言ってくれる「勇気をもらった」って言葉について考える。 東京ローカルの情報=日のスタンダードだと考えるのはおかしい。 自分たちには自分たちのスタンダードがある。 皆さんはそのことを切実に僕に伝えてくれたんだと思う。 情報が手に入りやすいというのを超えて、もはや情報過多な世の中で、いつまでも四大紙だ五大紙だと言ってる場合じゃない。 秋田の人は秋田魁新報を、長野の人は信濃毎日を、神戸なら神戸新聞を読めばいい。外の情報はネットに溢れてる。 今の世の中、井の中の蛙になることの方がよっぽど難しいし、価値がある。そういう意味で、不二越会長の「富山で生まれた人は極力採らない」発言は、古い考え方がぽろり出ちゃったんだなと思ってなんだかいたたまれない気持ち。 若者よ、堂々と井の中の蛙たれ。 その先にあるグローバルに手が触れるまで。

    01.井の中の蛙たれ|藤本智士(Re:S)
  • 【本を売ること】をとりまく環境のはなし|藤本智士(Re:S)

    ようやく発売日を迎えた「魔法をかける編集」(インプレス)。amazonの出版カテゴリーでランキング1位になっていると聞いて、見てみたら、ほんとだー! うれしいー! もちろん一時的なものだし、僕くらいの初版部数だと、地方の書店になかなか行き届かないゆえだと思うけれど、それでも日中のいろんなところで応援してくださっている証だと思ったら、ほんと嬉しくて泣きそうになりました。買ってくださったみなさん、当にありがとうございます。 せっかくなのでこの機会に、【を売ること】についての思いをまとめておくことにします。というのも最近は、共著や編著を出させていただくことが多くて、自著を出版させていただくなんてことは久しぶりだし(しかも2冊同時期に!)、これは頑張って売らねばと、腰を据えて【を売ること】をとりまく環境を眺めてみたら、いよいよこれは大変な時代だ! と焦りはじめたんですね。 ベストセラー作家

    【本を売ること】をとりまく環境のはなし|藤本智士(Re:S)
  • 柿次郎とヒラクと|藤本智士(Re:S)

    いよいよ今日、自著が発売となりました。 「魔法をかける編集」(しごとのわ) 別に何か特別なことがあるわけじゃないけれど、発売日ってのはやっぱりなんだかソワソワするもんで、落ち着かない気持ちを抑えるようにこうやってテキストを書いたりしています。 さて、7月19日は、待ちに待った小倉ヒラク&徳谷柿次郎とのイベント@心斎橋。 「のんびりおじさん、ジモトをヒラク!」 発売日が直近ってことと、2人が年上の僕を立ててくれて、これまで「魔法をかける編集」の出版記念的なムードを作ってくれたけど、このイベントはあくまでも、 小倉ヒラクの「発酵文化人類学」(木楽舎) 徳谷柿次郎の「ジモコロフリーペーパー」 との合同リリース記念パーティーなので ようやく自著の発売を経て、ここであらためて一緒にトークする2人のことを 書きたいなと思います。 ってことで、まずは小倉ヒラクから。 とにかくヒラクと会ったときの衝撃った

    柿次郎とヒラクと|藤本智士(Re:S)
  • 『魔法をかける編集』出版!|藤本智士(Re:S)

    大阪に編集部を置いた雑誌「Re:S」、秋田県から全国2,600箇所に配布されたフリーマガジン「のんびり」など、現在も兵庫県に暮らしながら、地方からの発信にこだわり続ける編集者・藤智士。 ええ、どーも僕です。 この度、自身の編集者人生の一つの区切りとして(って別に編集者やめるわけじゃないよ)、その編集術をまとめた『魔法をかける編集』(インプレス)を出版していただくことになりました! 7月14日発売!!! わーーー!!! 編集者として約15年、その魔法を信じ続けてきた僕は、いよいよ僕と同じように地方で暮らす人たちが編集の魔法を身につけなきゃいけない時代だと感じています。 テクノロジーの進化のおかげで、そこがどんなに田舎であろうと発信共有することが出来るこの時代で、その恩恵を授かる術は教えてくれても、それをもって世の中をチェンジしていくための方法については、誰も教えてくれません。 ならば僕はこ

    『魔法をかける編集』出版!|藤本智士(Re:S)
  • 『のんびり』のこれから|藤本智士(Re:S)

    一部新聞などの報道のとおり、秋田県の発行物として、丸4年間、計16号を発行してきた『のんびり』は最新号をもって一旦終了します。公の発行物であることから、これまできちんとお伝えできなかったことを申し訳なく思いつつ、でもまあ、ある意味新聞にリークしちゃって丁度良かった、とも。ていうか、あの新聞記事も『のんびり』を真剣に追いかけてくれていた記者さんが、次年度の予算情報から『のんびり』の項目がなくなってることに気付いたという、なんとも記者魂あふれた展開で、ただただ凄いなと感心するばかりでした。 とにかく『のんびり』に関しては、「ずいぶん長くやってしまった……。」というのがいまの正直な気持ち。僕のイメージではもっと早いうちに秋田県の発行物から卒業し、民間の発行物として自立している予定でした。それゆえ、「このままズルズルと続けるのはかっこわるいなあ。」そんな気持ちが僕のなかにずっとあったことをここに告

    『のんびり』のこれから|藤本智士(Re:S)
    hirofumi21
    hirofumi21 2016/03/24
    おぉ、とってもおもしろそうな展開。これからが楽しみです。:『のんびり』のこれから | 藤本智士(Re:S) | note
  • 発酵デザイナー 小倉ヒラク|藤本智士(Re:S)

    発酵デザイナーという変わった肩書きを持つ彼は、ひょうひょうとした空気をまとって、すきま風のようにスッと会場に入って来た。10時スタートの講義で時計は10時1分。「家に忘れ物をして取りに帰ったら、あっ、少し遅れてしまってごめんなさい。」そう言ってスクリーンの真下の席に腰を下ろし、MacBookとプロジェクタを繫いだ。僕にはその登場自体がなにかの演出のように見えて、彼はきっと確信犯に違いないと思ったけれど、講義が進むに連れて僕はまさにそのことを確信した。彼から学んだことはいっぱいあるけれど、今回書いておきたいと思ったのは、彼の何が「発酵デザイナー」なのか? ということで、僕にはそれがとても面白くて伝えたいと思う。 「僕が話せることは3つあります。1つはデザインやクリエイティブの話。2つ目はコミュニティビジネスの話。3つ目は発酵の深い話。みなさんは今日どのへんが聞きたくて来てくれましたか?」と、

    発酵デザイナー 小倉ヒラク|藤本智士(Re:S)
    hirofumi21
    hirofumi21 2015/12/03
    めっちゃ良い記事。:発酵デザイナー 小倉ヒラク | 藤本智士(Re:S) | note
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