「コピペ」検出サービス「turnitin(ターンイットイン)」を使って学生のリポートを点検する米ニューヨーク州立大のヤングブラッド教授(共同) 学生らがインターネット上の情報をコピーし、リポートや論文に張り付けて(ペースト)盗用する、いわゆる「コピペ」検出のため、米国の教育現場で広く利用されている不正摘発ネットサービスが秋にも、日本語への対応を始める。 米アイパラダイムス社の「turnitin(ターンイットイン)」というシステムで、現在は英、スペイン、ドイツ、フランスの4カ国語に対応。インターネットから収集した約90億ページの文字情報、約1万点の学術雑誌からなるデータベースと学生のリポートなどを照合し、内容の類似性を瞬時に判定する。判定したリポートなども次々と蓄積され、照合の材料とするため、学生間の写し合いも検出できるという。 同社は高校と大学を中心に、世界で約6万5000の教育機関と提携