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  • 朝日新聞グローブ (GLOBE)|Breakthrough -- 突破する力 立川円

    雲が晴れ、コックピットの窓に故郷の港町が広がった。「神戸タワー、Good evening」。日航空(JAL)の副操縦士、立川円が上空から管制に呼びかける。 滑走路が迫る。着陸時の天敵、追い風が強い。機長が立川と相談し、旋回して逆側に回り込み、風下から着陸すると決めた。「ヘディング」「フラップ」。指示がタイトになる。立川は短く復唱、方向を設定するダイヤルに手を伸ばし、揚力調整のレバーをセットする。「魔の11分」と呼ばれる離着陸時、機長は操縦桿に集中し、副操縦士は管制交信、計器の設定などを一手に引き受ける。手際が安全を左右する。 100人を乗せたボーイング767型機は左に傾き、大きく弧を描き始めた。高度計に視線を移すと、580フィート(約170m)。「大丈夫、ギリギリの高度を維持してる」。機長が操縦桿を水平に戻す。まっすぐ延びた滑走路の誘導灯が、コックピットの正面にぴたりと収まった次の瞬間、

    hirok52
    hirok52 2009/06/24
    JALの女性パイロット。
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