その日本法人であるイケア・ジャパンは、船橋や神戸など国内で6店舗を展開、14年にはさらに2店舗の出店も予定する。円安で家具業界では値上げの動きも見られるが、この8月からはさらなる値下げを実施するなど攻勢をかける。同社が市場最安値にこだわる理由、そして日本で着実に成長を遂げている背景には何があるのか。イケア・ジャパンの今後の戦略を、ミカエル・パルムクイスト社長に聞いた。 ――2013年8月期の売上高はどのくらいに落ち着きそうですか? まだ決算期前ですが、いまのところ既存店で前年比約10%増の成長を続けているので、700億円を超える売上高を見込んでいます。 「認知度アップ、値下げ、従業員の実力」が原動力に ――日本でのビジネスが好調な理由は? 3つの要因があります。1つ目はいわばお客様のおかげです。イケアの店舗の認知度が年々上がってきていることで、来客数も増えています。2つ目の要因はプライスダ
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