マーケティングや広告の世界では、Share of Voiceという言葉がよく使われます。Quick MBAというサイトではShare of voiceを the firm's proportion of total promotional expenditures in the market.(市場全体のプロモーション費用におけるその企業の費用の割合) と解説しています。 もちろんShare of Voiceがその企業のマーケットシェアに必ずしも比例するわけではありません。しかし消費者は何かを購買する上でいくつか「自分の知っている」選択肢(evoked set、エボクドセット)から選びます。消費者が自社製品を「知っている」状態にするためには、企業は一定量「自ら声を出して」消費者に存在を知らせておくことが必要です。 Yahoo! JAPANのようにすでに他社を圧倒する利用者を抱えている企業は