2015年10月31日のブックマーク (9件)

  • ECLS(PCPS,ECMO)中の鎮痛、鎮静、神経筋遮断薬、体温調整 後編 | ハーバードで奮闘中、日本人救急医ブログ

    ECLS(PCPS,ECMO)中の鎮痛、鎮静、神経筋遮断薬、体温調整 後編 つづきです。 神経筋遮断薬 ICUにおいて神経筋遮断薬を使用する大きな理由は、呼吸不全のために人工呼吸器が同調しないということである。しかしながら神経筋遮断薬の使用に関連した合併症のため、最近20年間でその使用は減少している。神経筋遮断薬を使用する場合には、必然的に適切な鎮静も必要となる。ECLSの状況ではカニューレ挿入時に神経筋遮断薬がよく使用されるが、一旦ECLSが開始されれば通常はその後不要である。 ICUで必要な場合には、非脱分極性の筋遮断薬が使用される。これらの薬は作用を活性化するのではなく、競合してアセチルコリン受容体を阻害する。サクシニルコリンが唯一の脱分極性の筋遮断薬である。気管挿管を容易にするために使用されるが、ICUにおいて持続点滴として使用されることはない。 1. 薬剤 a. パンクロニウム

    ECLS(PCPS,ECMO)中の鎮痛、鎮静、神経筋遮断薬、体温調整 後編 | ハーバードで奮闘中、日本人救急医ブログ
    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    ECLS(PCPS,ECMO)中の鎮痛、鎮静、神経筋遮断薬、体温調整 後編 つづきです。 神経筋遮断薬 via ハーバードで奮闘中、日本人救急医ブログ http://ift.tt/1MyGJ3M
  • ECLS中の鎮痛、鎮静、神経筋遮断薬、体温調整 前編 | ハーバードで奮闘中、日本人救急医ブログ

    ECLS(PCPS,ECMO)中の鎮痛、鎮静、神経筋遮断薬、体温調整 前編 医療者向けの記事が少ないのでECMO中の鎮痛と鎮静等について暇だったので洋書を訳してみました。 訳が間違ったり内容に関して異論があるかもしれません。あくまでも興味があれば参考までにどうぞ。 鎮痛と鎮静 鎮痛薬と鎮静薬は現在、ICUで広く見受けられている。これらの薬理学的アプローチの意図するところは、痛みを取り、不安感を最小限にし、眠らせることで酸素消費量と二酸化炭素産生量を最小限に抑えることを目的としている。鎮静された患者は点滴ライン、挿管チューブ、血管カニューレ等を抜去する可能性は低くなる。また鎮静された患者は人工呼吸器と同調して呼吸できる可能性も高くなる。薬を使用して“落ち着いた”患者は容易に“コントロールされた”患者である。20年前は“落ち着いた”と“コントロールされた”の2つの基準を満たすICUの患者は慈悲

    ECLS中の鎮痛、鎮静、神経筋遮断薬、体温調整 前編 | ハーバードで奮闘中、日本人救急医ブログ
    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    via ハーバードで奮闘中、日本人救急医ブログ http://ift.tt/1MyGJ3M
  • DECREASE-V試験 予防的血行再建の長期成績|いちにちひとつ

    Long-term outcome of prophylactic coronary revascularization in cardiac high-risk patients undergoing major vascular surgery (from the randomized DECREASE-V Pilot Study). Am J Cardiol. 2009;103:897-901 これは、リスクの高い患者を対象に、大血管手術の前に血行再建を行うことで、周術期の心血管イベントが減るかどうかを検証したDECREASE-V試験の長期成績である。DECREASE-V試験の30日、1年でのoutcomeはこちらを参照。 ◯この論文のPICOはなにか P:腹部大動脈や下肢動脈の手術が予定されており、負荷試験にて広範囲の心筋虚血が証明された患者 I:術前に血行再建を行う(血行再建群)

    DECREASE-V試験 予防的血行再建の長期成績|いちにちひとつ
    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    Long-term outcome of prophylactic coronary revasculariz […] via いちにちひとつ http://nakatomed.com
  • マクロライド(アジスロマイシン、エリスロマイシン、クラリスロマイシン)第一妊娠期投与でも先天異常リスク増加認めず

    ► 2012 (1163) ► 1月 (87) ► 1月 17 (2) ► 1月 18 (12) ► 1月 19 (9) ► 1月 20 (6) ► 1月 21 (3) ► 1月 22 (1) ► 1月 23 (5) ► 1月 24 (8) ► 1月 25 (6) ► 1月 26 (7) ► 1月 27 (7) ► 1月 28 (3) ► 1月 30 (6) ► 1月 31 (12) ► 2月 (173) ► 2月 01 (7) ► 2月 02 (11) ► 2月 03 (8) ► 2月 04 (5) ► 2月 05 (2) ► 2月 06 (5) ► 2月 07 (4) ► 2月 08 (8) ► 2月 09 (6) ► 2月 10 (8) ► 2月 11 (3) ► 2月 12 (1) ► 2月 13 (7) ► 2月 14 (8) ► 2月 15 (7) ► 2月 16 (11) ►

    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    via 内科開業医のお勉強日記 http://ift.tt/1lZjgsn
  • 第916回 2型糖尿病 vs 死亡率

    『一般の人たちと比較して、2型糖尿病患者の超過死亡リスクは全体では115%と低いが、年齢55歳未満でHbA1c 6.9%以下の糖尿病患者の全死因死亡リスクは192%と非常に高く、75歳以上の糖尿病患者では逆に0.05%減である』という研究結果が、スウェーデンGothenburg大学のDr. Mauro Tancrediらから報告された。 The New England Journal of Medicine October 29 2015 Excess Mortality among Persons with Type 2 Diabetes 背景: 2型糖尿病/様々なレベルの血糖コントロール/腎合併症の人たちに関し、“全死因死亡および心血管疾患死亡の超過リスク”は明らかになっていない。 当該レジストリベースの研究では、2型糖尿病の人たちを対象として、血糖コントロール及び腎合併症との関連でこ

    第916回 2型糖尿病 vs 死亡率
    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    『一般の人たちと比較して、2型糖尿病患者の超過死亡リスクは全体では115%と低いが、年齢55歳未満でHbA1c 6.9%以下の糖尿病患者の全死因死亡リスクは192%と非常に高く、75歳以上の糖尿病患者では逆に0.05%減である』という研
  • 内科医のノート (Diabetologistnote) エンパグリフロジンと心血管死の減少 EMPA-REG OUTCOME

    エンパグリフロジン10mg、25mg、プラセボの比較 1:1:1で割り付け 7020人 3.1年の観察期間、治療期間は2.6年、最初の12週はバックグラウンドの治療を変えない プラセボに比べ、エンパグリフロジンでは、心筋梗塞、脳卒中の発症率は変わらない。 心血管死、心不全による入院、全死亡が有意に少ない。 心血管死38%、心不全による入院35%、全死亡32%のリスク減少を示した。 狭心症による入院は差がない 心血管病の既往があり、脂質、高血圧治療を受けている患者で、38%も心血管死亡リスクか低下した理由は 多面的で (multidimensional)、 ・arterial stiffness、心機能、交感神経非活性時における心酸素必要量の変化 ・Cardiorenal effects (尿アルブミン減少、尿酸値減少) ・Established effects (高血糖、体重、内臓脂肪、血

    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    エンパグリフロジン10mg、25mg、プラセボの比較 1:1:1で割り付け 7020人 3.1年の観察期間、治療期間は2.6年、最初の12週はバックグラウンドの治療を変えない プラセボに比 via 内科医のノート (Diabetologistnote) http://ift.tt/KfaIz7
  • 今週のカンファ:気管軟化症/壊死性肺炎/ASVモード - 栃木県の総合内科医のブログ

    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    今週のカンファまとめです。夏休み者多い中ようがんばりました、我ら。来週はもう少し楽かなあ、きっと・・・ 気管軟化症 Tracheobronchomalacia 気管軟化症は主に小児の疾患と思われがちですが、成人でも見られることが分か
  • 早期に低下した中心静脈圧は、敗血症性ショック患者の臓器機能と予後に関連している:後ろ向き観察研究

    Central Venous Pressure Dropped Early is Associated with Organ Function and Prognosis in Septic Shock Patients: A Retrospective Observational Study. Shock. 2015 Nov;44(5):426-30. doi: 10.1097/SHK.0000000000000445. ・研究の目的は、敗血症性ショック患者の、集中治療室入室後 7 日にわたる中心静脈圧(CVP)の変化が、臓器機能と臨床予後に及ぼす効果を調査することであった。 ・敗血症性ショックのある 105 人の患者のベースラインデータ、7 日間の CVP、検査データを連続して記録した。7 日間の平均 CVP 値にしたがって、症例は 3 群に分けられた:低(<8 mmHg)、正常(8

    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    Central Venous Pressure Dropped Early is Associated with Organ Function and Prognosis in Septic Shock Patients: A Retrospective Observational Study.Shock. 2015 Nov;44(5):426-30. doi: 10.1097/SHK.0000000000000445. via 麻酔科勤務医のお勉強日記「集中治療」 http://ift.tt/1iDwEzP
  • 2013年の内科集中治療室で人工呼吸器に関連した合併症と医療資源使用率

    Complications and Resource Utilization Associated With Mechanical Ventilation in a Medical Intensive Care Unit in 2013. J Intensive Care Med. 2015 Oct 16. pii: 0885066615612413. [Epub ahead of print] ・人工呼吸器管理戦略の進化は、合併症の頻度を減らしうるが、現代的な集中治療室での合併症については限られた情報しかない。 ・著者らは、後ろ向き的に 2013 年に人工呼吸を必要とした患者 174 人について、人口統計、胸部 X 線異常、気胸を含む合併症、人工呼吸器関連イベント、自己抜管、医療資源使用率に関する情報を収集した。 ・平均年齢は 57.8±16.8 歳、人工呼吸器日数は 7.5±7 日、全

    hiromasai
    hiromasai 2015/10/31
    Complications and Resource Utilization Associated With Mechanical Ventilation in a Medical Intensive Care Unit in 2013.J Intensive Care Med. 2015 Oct 16. pii: 0885066615612413. [Epub ahead of print] via 麻酔科勤務医のお勉強日記「集中治療」 http://ift.tt/1iDwEzP