2016年10月11日のブックマーク (8件)

  • 重症敗血症 に対するステロイド投与(HYPRESS trial)

    敗血症に対するステロイド投与についてはこちらを参照 敗血症性ショックとステロイド 基的に, 「敗血症性ショック」, つまり補液負荷でも反応しない症例において, 血圧を上昇させる効果が期待できるもの, という認識になる. それ故, 補液負荷で反応する患者群(重症敗血症)では使用しない. 2012年に行われた米国ICU医へのアンケートでも, Severe sepsisに対しては83%がステロイド投与を推奨せず, Septic shockに対しては81%がステロイド投与を推奨している (Journal of Critical Care (2012) 27, 351–361) 現在, ADRENAL studyという敗血症性ショック患者を対象としたステロイドの効果を評価するDB-RCTが進行中である.(Crit Care Resusc 2013; 15: 83–88) その中で, 重症敗血症患者

    重症敗血症 に対するステロイド投与(HYPRESS trial)
    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    敗血症に対するステロイド投与についてはこちらを参照敗血症性ショックとステロイド 基本的に, 「敗血症性ショック」, つまり補液負荷でも反応しない症例において, 血圧を上昇させる効果が期待できるもの, という認識に
  • サービス終了のお知らせ

    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    RA-LPDのtips 1.RA-LPDにおいて、MTX投与によらず、DLBCLが多い(57.9%> 42.7%@一般のLymphoma)。 http://ift.tt/2dNjwNS   2.RA-LPDはMTX投与によらず、EBER (+)が多い(27.6%>9.9%@一般のLymphoma)。DLBCLにおいてもしかり(13.6%>4.0%@一
  • 【文献】肺炎球菌毒素投与マウスにおいてNSAIDs投与は死亡率悪化,抗ロイコトリエン拮抗薬投与は改善を示す | EARLの医学ノート

    【文献】肺炎球菌毒素投与マウスにおいてNSAIDs投与は死亡率悪化,抗ロイコトリエン拮抗薬投与は改善を示す ■久々の更新になります.今回は基礎研究ですがなかなか興味深かったのでとりあげました. ■肺炎球菌(Streptococcus pneumonia)の代表的な毒素にpneumolysin(ニューモリシン)があります.肺炎球菌が気道に感染するとそこで増殖し,autolysin(オートリシン)により一定の割合の菌体が自己融解を起こし,ニューモリシンを放出します.ニューモリシンは感染した気道上皮細胞の細胞膜上にmembrane pore formationを形成して細胞膜を穿孔させ,細胞を死滅させます(J Mol Biol 1998; 284: 449–61).また,ニューモリシンはこれとは異なる機序でマクロファージのリソソーム膜を透過させてマクロファージのアポトーシスを誘導させることも知ら

    【文献】肺炎球菌毒素投与マウスにおいてNSAIDs投与は死亡率悪化,抗ロイコトリエン拮抗薬投与は改善を示す | EARLの医学ノート
    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    ■久々の更新になります.今回は基礎研究ですがなかなか興味深かったのでとりあげました. ■肺炎球菌(Streptococcus pneumonia)の代表的な毒素にpneumolysin(ニューモリシン)があります.肺炎球菌が気道に感染するとそこで
  • スタチンのエビデンスをどう解釈するか:Lancetの総説より | 心房細動な日々

    Interpretation of the evidence for the efficacy and safety of statin therapy Lancet DOI: http://dx.doi.org/10.1016/S0140-6736(16)31357-5 Lancetにスタチン療法の有効性安全性に関するエビデンスの解釈に関する総説が掲載されています。 週刊誌などでも,その適応が話題となっており,この際整理したいと思います。 例によってACCのメルマガで9ポイントにまとめてくれていますので,それを訳します。 1.RCTはアウトカムの違いを明確化し,治療と効果の因果関係を明らかにする。 2.多数の異なるタイプの患者対象に異なるクライテリアで行われるRCTは,治療法に対する信頼できる情報を提供し,異なる集団への適応を可能にする。 3.データベースに基づく大規模観察研究は,稀な例

    スタチンのエビデンスをどう解釈するか:Lancetの総説より | 心房細動な日々
    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    Interpretation of the evidence for the efficacy and safety of statin therapy Lancet DOI: http://ift.tt/2czX7RV Lancetにスタチン療法の有効性安全性に関するエビデンスの解釈に関する総説が掲載されています。 週刊誌なども,その適... via 土橋内科医院
  • シナカルセト(NEJM2012) - pharmacist's record

    Effect of cinacalcet on cardiovascular disease in patients undergoing dialysis. - PubMed - NCBI N Engl J Med. 2012 Dec 27;367(26):2482-94 背景:シナカルセトは副甲状腺細胞のカルシウム受容体に作用する作動薬で、副甲状腺ホルモン(PTH;parathyroid hormone)を低下させ、血清カルシウムやリンを減少させる。 (Effects of the calcimimetic cinacalcet HCl on cardiovascular disease, fracture, and health-related quality of life in secondary hyperparathyroidism http://www.ncbi.nlm.n

    シナカルセト(NEJM2012) - pharmacist's record
    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    Effect of cinacalcet on cardiovascular disease in patients undergoing dialysis. - PubMed - NCBI N Engl J Med. 2012 Dec 27;367(26):2482-94 背景:シナカルセトは副甲状腺細胞のカルシウム受容体に作用する作動薬で、副甲状腺ホルモン(PTH;parathyroid hormone)を低
  • 心不全の既往がある患者へのNSAIDsの使用は心不全を悪化させますか? - 【薬局薬剤師の記録的巻物】

    ①「Non-steroidal anti-inflammatory drugs and risk of heart failure exacerbation: A systematic review and meta-analysis.」 PMID:26427540 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26427540 ※抄録のみ 【PECO】 P : 心不全の既往のある患者 E : NSAIDsの使用あり C : 使用なし O : 心不全の増悪 【チェック項目】 ・研究デザイン : 観察研究のシステマティックレビュー&メタ解析 ・真のアウトカムか? : 真のアウトカム 【結果】 ・NSAIDs→リスク比1.39(95%信頼区間1.20~1.62) ・セレコキシブ→リスク比1.34(95%信頼区間0.98~1.85) ・ロフェコキシブ→リスク比2.04(

    心不全の既往がある患者へのNSAIDsの使用は心不全を悪化させますか? - 【薬局薬剤師の記録的巻物】
    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    ①「Non-steroidal anti-inflammatory drugs and risk of heart failure exacerbation: A systematic review and meta-analysis.」 PMID:26427540 http://ift.tt/2dUkB5g ※抄録のみ   【PECO】 P : 心不全の既往のある患者 E : NSAIDsの使用あり C : 使用なし O : 心不全の増悪
  • ACPJC:Therapeutics 脳梗塞・TIA後のアスピリン二次予防は早期再発予防と重症度軽減に繋がる - 栃木県の総合内科医のブログ

    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    ACPJCまとめ。 「アスピリン 嗚呼アスピリン アスピリン」 みたいな感じでしょうか。 Effects of aspirin on risk and severity of early recurrent stroke after transient ischaemic attack and ischaemic stroke: time-course analysis of randomised trials. Rothwell PM, Algr
  • 今週のカンファ:LST生検するなかれ/IPMNによる膵炎/尿管癌と腎盂癌 - 栃木県の総合内科医のブログ

    カンファネタです。 ちょっと2週分まとめてしまいました。 専門家にとっては当たり前かもしれませんねえ。 LST生検するなかれ Don't perform the biopsy of LST 側方発育型腫瘍(Laterally spreading tumor:LST)は、「最大径10mm以上の平坦型腫瘍で、腫瘍高と比較して腫瘍型が大きい病変」と定義されています。非顆粒型(non-granular type:LST-NG)と顆粒型(granular type:LST-G)に亜分類されています。難しいのは隆起しない病変であるため、注腸検査や大腸CTなどでは見落とされやすく、内視鏡でも場合によっては見逃されることが多いと言われています。 LSTは側方型病変で治療にあたってはEMRが選択されることが多く、生検で病理確定してから待期的にEMRが予定されることが多いです。実は、この鉗子生検によって形態変

    今週のカンファ:LST生検するなかれ/IPMNによる膵炎/尿管癌と腎盂癌 - 栃木県の総合内科医のブログ
    hiromasai
    hiromasai 2016/10/11
    カンファネタです。 ちょっと2週分まとめてしまいました。 専門家にとっては当たり前かもしれませんねえ。 LST生検するなかれ Don't perform the biopsy of LST  側方発育型腫瘍(Laterally spreading tumor:LST)は、「最大径10mm以上