2016年11月27日のブックマーク (4件)

  • 心電図におけるサイナス(洞調律)の定義 - つねぴーblog@内科専門医

    心電図におけるサイナスの定義 【洞調律の一例】 画像参照:http://www.ecg-cafe.com/cat1/1-01 サイナス(sinus)は日語で洞調律という。心電図で以下の条件をみたす場合に洞調律(サイナスリズム)とみなされる。 ・P波の次にQRS波が来る ・PQ時間が一定 ・P波とQRS波が1対1で出現(1:1の房室伝導) ・Ⅰ、Ⅱ、aVF誘導で陽性P波 →これらの誘導で陽性P波であることは洞房結節起源の心拍であることを意味し、もし逆に陰性P波であれば異所性の心房起源であることを示唆する。 ・aVRで陰性P波 これらを満たさないときは調律異常(不整脈)と判定される。

    心電図におけるサイナス(洞調律)の定義 - つねぴーblog@内科専門医
    hiromasai
    hiromasai 2016/11/27
    心電図におけるサイナスの定義   【洞調律の一例】 画像参照:http://ift.tt/2fSER7O   サイナス(sinus)は日本語で洞調律という。心電図で以下の条件をみたす場合に洞調律(サイナスリズム)とみなされる。 ・P波の次にQRS波
  • 機能性便秘の診断基準(ローマⅢ) - つねぴーblog@内科専門医

    便秘を主訴に来院する患者にすぐに下剤を投与してはならず、問診により便秘の原因を探る。便秘は器質性便秘、薬剤性便秘、機能性便秘などに分類される。 ◯器質的便秘:悪性腫瘍(大腸がん)、術後狭窄、炎症性狭窄、ヘルニアなど ◯薬剤性便秘:オピオイド、NSAIDS、抗コリン薬、利尿薬、抗精神病薬、カルシウムブロッカー、などの副作用 ◯症候性便秘;妊娠、糖尿病、甲状腺機能低下症、パーキンソン病、アミロイドーシスなど腸管運動を低下させる基礎疾患 ◯機能性便秘:生活習慣や物の変化、精神的な要因など 機能性便秘は器質的便秘や薬剤性便秘、症候性便秘が否定されたときに除外診断されるものであるが、機能性消化器疾患の国際的部会でローマⅢという以下の診断基準が提唱されている。 【ローマⅢ:機能性便秘の診断基準】 上記の3項目を6ヶ月前から発症し、最近3ヶ月間持続している場合に診断される。 -------------

    機能性便秘の診断基準(ローマⅢ) - つねぴーblog@内科専門医
    hiromasai
    hiromasai 2016/11/27
    便秘を主訴に来院する患者にすぐに下剤を投与してはならず、問診により便秘の原因を探る。便秘は器質性便秘、薬剤性便秘、機能性便秘などに分類される。   ◯器質的便秘:悪性腫瘍(大腸がん)、術後狭窄、炎症性狭
  • Case 31-2016 — A 53-Year-Old Man with Diplopia, Polydipsia, and Polyuria - コミュニティホスピタリスト@奈良 

    http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMcpc1610097 先日は臨床推論カンファレンスでした! NEJMのケースレコードを題材にしました! 53歳男性。 1年前から頭痛・鼻閉 8ヶ月前から複視→片側の外転神経障害 MRIでは慢性副鼻腔炎の所見 慢性副鼻腔炎として、ステロイド+抗菌薬で複視改善。 しかし再度複視が悪化、両側の外転神経障害 さらに多飲・多尿も出現し、デスモプレシンに反応 MRIでは下垂体のびまん性の腫大 診断は?? 下垂体+副鼻腔がポイント 悪性リンパ腫、サルコイドーシス、GPA・EGPA、癌性髄膜炎などが鑑別に。 しかし命はIgG4か。 GPA,EGPAは考えたいところ。 ただGPAにしては肺・腎臓の所見乏しい。 EGPAもこういうプレゼンテーションになるが、喘息既往や好酸球増多なし。 診断に迫るには当然生検!! 副鼻腔と下垂体

    Case 31-2016 — A 53-Year-Old Man with Diplopia, Polydipsia, and Polyuria - コミュニティホスピタリスト@奈良 
    hiromasai
    hiromasai 2016/11/27
    http://ift.tt/2dOJFiF       先日は臨床推論カンファレンスでした! NEJMのケースレコードを題材にしました!   53歳男性。 1年前から頭痛・鼻閉 8ヶ月前から複視→片側の外転神経障害 MRIでは慢性副鼻腔炎の初見 慢性副鼻
  • インクレチン関連薬と膵炎/SU薬と死亡リスク/SGLT-2阻害薬と総死亡 - 【薬局薬剤師の記録的巻物】

    今回も抄録しか読めないけど気になった論文を。 ①「The use of incretin agents and risk of acute and chronic pancreatitis: a population-based cohort study」 DOI: 10.1111/dom.12833 http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/dom.12833/full 【PECO】 P : インスリン以外の糖尿病治療薬が処方されている182428人の成人(英国) E : インクレチン関連薬(DPP-4阻害薬およびGLP-1受容体作動薬) C : その他の糖尿病治療薬 O : 膵炎 【チェック項目】 ・研究デザイン : 人口ベースのコホート研究 ・真のアウトカムか? : 真のアウトカム ・対象集団の代表性は? : 一般診療のデータベースが使用さ

    インクレチン関連薬と膵炎/SU薬と死亡リスク/SGLT-2阻害薬と総死亡 - 【薬局薬剤師の記録的巻物】
    hiromasai
    hiromasai 2016/11/27
    今回も抄録しか読めないけど気になった論文を。   ①「The use of incretin agents and risk of acute and chronic pancreatitis: a population-based cohort study」 DOI: 10.1111/dom.12833 http://ift.tt/2fDrRW1   【PECO】 P : インスリン以外の糖尿病治療薬が処方さ