東京都健康長寿医療センターの研究。2002~14年の65~90歳の認知症でない高齢者1,686人を調査。通常歩行を歩行速度と歩幅について高、中、低パターンに分類、最大速度歩行も同様に分類し比較。 結果、通常の歩行速度の低パターンは高パターンに比べ認知症発症率が3.46倍、歩幅では2.12倍であり、最高速度では、歩行速度で2.05倍、歩幅で2.80倍だったそう。 想定される交絡因子の影響は除去されているので、歩くのが早い方が認知症の出現率は下がるわけですな。ま、早く歩く訓練で認知症の出現率が下がるといった因果は特定できませんが、とりあえず早歩きしましょう。 Gait Performance Trajectories and Incident Disabling Dementia Among Community-Dwelling Older Japanese. Taniguchi Y, Kit
イングランドとスコットランドのいくつかの健康調査に回答した40歳以上男女63591人で1994~2012年に収集したデータの分析。自己申告で運動の強度と頻度を以下に分類。 中程度の運動も強い運動もしていない「非運動群」、中程度の運動が推奨されている週150分未満でかつ強い運動がこれまた推奨の75分未満の「不十分群」(ただしこの群は週の頻度でさらに分類:今回の分析で重要となったのは週1,2回)、週1~2回の運動、中程度の運動を週150分以上または強い運動を75分以上の「週末がっちり群」、推奨通りの週三回以上の運動で、中程度の運動を週150分以上または強い運動を75分以上の「定期運動群」。 結果、全死亡リスクは、非運動群と比較して、「不十分、週1~2回」群で34%低下、「週末戦士」で30%、「定期運動群」で41%。心血管疾患の死亡リスクは、「不十分、週1~2回」群で40%低下、「週末戦士」で4
シェーグレン症候群の診断はAECGやACRクライテリア, 国内では厚生労働省の診断基準などがある. 詳しくはココを参照 診断に用いる症状, 所見はどの基準も重なっているが, 一部異なるところもある. ACR/EULAR criteria 2016にて新たな診断スコアが提唱されたため, 紹介. (Ann Rheum Dis 2017;76:9– 16. ) AECG, ACR criteriaより診断に有用な項目を抽出し, 専門家による重みづけ(MCDA)を経て項目を絞り, Development cohort, validation cohortにて各項目の有用性を評価 Development, validation cohortは以下の3つ前向きCohortを使用 ・SICCA cohort(N=3514), Paris-Sud cohort(N=1011), OMRF cohort(N
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