ACE阻害剤/ARBの臨床的重要性は揺るがないが・・・ 腎機能モニタリングしなければ、患者にリスクを与えることとなる ACE阻害剤やARBは高血圧、心不全、糖尿病性微量アルブミン尿症、蛋白尿性腎症、心筋梗塞後に主に処方されている。遠心性腎細動脈収縮によるアンジオテンシンIIの拮抗作用によりこれら薬剤服用後急激腎機能低下例が存在する。 突然の腎障害検出のため、ACE阻害剤/ARB開始前後のsCrモニタリングが曖昧ながら推奨されている。30%以上sCR増加時治療中止を考慮する。最近の報告ではそのモニタリング10%程度で、さらにsCr30%以上増加例痔中止したのはわずか20%。 ACE阻害剤/ARB開始後sCR濃度増加にともなう長期心血管アウトカムについての住民ベースでの調査 Serum creatinine elevation after renin-angiotensin system bl