ブックマーク / georgebest1969.typepad.jp (138)

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    海外事情」に寄稿した文章です。許可を得てこちらに転載します(初稿)。書いたのは昨年12月なのでデータはやや古くなりましたが、「総括」なので、内容は特に問題ないと思います。御覧ください。 緒言 日の新型コロナ対策を「総括」、すなわち総合的なパースペクティブからまとめようとしたものが過去に2つ存在する。一つは、書籍になった「新型コロナ対応/民間臨時調査会 調査・検証報告書」[1]であり、もう一つは、政府が招聘した新型コロナウイルス感染対応に関する有識者会議が出した「新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について」[2]である。 しかし、前者はどちらかというと「証言集」に近く、やや厳しい言い方をすれば、「個人の感想」集であり、属人的なものだった。データ解析、ファクトの解析には乏しかった。後者については政府に依頼されて役人が突貫工事でまとめたも

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    hiromasai
    hiromasai 2016/01/22
    注意! これは神戸大学病院医学部5年生が提出した感染症内科臨床実習時の課題レポートです。内容は教員が... via 楽園はこちら側 http://ift.tt/1ghDGdE
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    海外事情」に寄稿した文章です。許可を得てこちらに転載します(初稿)。書いたのは昨年12月なのでデータはやや古くなりましたが、「総括」なので、内容は特に問題ないと思います。御覧ください。 緒言 日の新型コロナ対策を「総括」、すなわち総合的なパースペクティブからまとめようとしたものが過去に2つ存在する。一つは、書籍になった「新型コロナ対応/民間臨時調査会 調査・検証報告書」[1]であり、もう一つは、政府が招聘した新型コロナウイルス感染対応に関する有識者会議が出した「新型コロナウイルス感染症へのこれまでの取組を踏まえた次の感染症危機に向けた中長期的な課題について」[2]である。 しかし、前者はどちらかというと「証言集」に近く、やや厳しい言い方をすれば、「個人の感想」集であり、属人的なものだった。データ解析、ファクトの解析には乏しかった。後者については政府に依頼されて役人が突貫工事でまとめたも

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    hiromasai 2016/01/12
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    hiromasai 2015/12/15
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  • デング熱に対する検査はどれくらい正確なのか?

    注意! これは神戸大学病院医学部5年生が提出した感染症内科臨床実習時の課題レポートです。内容は教員が吟味し、医学生レベルで合格の域に達した段階 で、人に許可を得て署名を外してブログに掲載しています。内容の妥当性については教員が責任を有していますが、学生の私見やロジックについてはできるだ け寛容でありたいとの思いから、(我々には若干異論があったとしても)あえて彼らの見解を尊重した部分もあります。あくまでもレポートという目的のために 作ったものですから、臨床現場への「そのまま」の応用は厳に慎んでください。また、ブログをお読みの方が患者・患者関係者の場合は、内容の利用の際に は必ず主治医に相談してください。ご不明な点がありましたらブログ管理人までお問い合わせください。kiwataアットmed.kobe-u.ac.jp まで 感染症レポート テーマ:デング熱に対する検査はどれくらい正確なのか

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    hiromasai 2015/11/25
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    hiromasai 2015/11/25
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    hiromasai 2015/11/25
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    hiromasai 2015/11/24
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    hiromasai 2015/11/11
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  • 結核診断におけるT-SPOT検査の有用性

    注意! これは神戸大学病院医学部5年生が提出した感染症内科臨床実習時の課題レポートです。内容は教員が吟味し、医学生レベルで合格の域に達した段階 で、人に許可を得て署名を外してブログに掲載しています。内容の妥当性については教員が責任を有していますが、学生の私見やロジックについてはできるだ   け寛容でありたいとの思いから、(我々には若干異論があったとしても)あえて彼らの見解を尊重した部分もあります。あくまでもレポートという目的のために   作ったものですから、臨床現場への「そのまま」の応用は厳に慎んでください。また、ブログをお読みの方が患者・患者関係者の場合は、内容の利用の際に   は必ず主治医に相談してください。ご不明な点がありましたらブログ管理人までお問い合わせください。kiwataアットmed.kobe-u.ac.jp まで 結核診断におけるT-SPOT検査の有用性 結核は、日

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    hiromasai 2015/10/26
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  • 福島で甲状腺がんが増えている、という論文の考察

    岡山の津田先生の論文です。このトピックはすでに議論されていると思っていましたが、ザラッと見るとあまり議論がないようで、かつ某MLで議論になったのでそこでのコメントと同じコメントをここでします。 http://journals.lww.com/epidem/Abstract/publishahead/Thyroid_Cancer_Detection_by_Ultrasound_Among.99115.aspx この論文はEpidemiologyという専門誌に掲載され、医療者の間ではかなり話題になりました。海外のメディアも大きく取り上げているようです。日のメディアが全く取り上げない、というのはやはり不自然です。褒めるにしてもけなすにしても黙殺するのはよくない、というのが昔からのぼくの意見です。普段は(STAP含め)なんの検証もなしに大営発表(研究者のコメント)を丸写しするくせに、気持ち悪い

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    hiromasai 2015/10/13
    岡山の津田先生の論文です。このトピックはすでに議論されていると思っていましたが、ザラッと見るとあまり... via 楽園はこちら側 http://ift.tt/1ghDGdE
  • 基礎医学と臨床医学の間

    試験管やマウスは人間ではない。よく言われる話だ。だから、in vitroやanimal studiesを直接人間に応用させてはならず、よって人間を対象とした実験、臨床試験が必要とされるのだ。 しかし、世の中には未解決の問題が数多く存在する。臨床医学でもわかってないことはたくさんある。問題は、目の前の患者への判断保留、という選択肢は臨床医にはないことだ。「この問題については研究を重ねて3ヶ月後にお答えします」とか「これについては来年まで先送りします」という回答は出しにくい。「治療しない」のもひとつの臨床判断なことを考えると、我々は手持ちのコマで「さしあたり」正しいと思える回答を即座に提示しなくてはならないのだ。 前にも書いたが、エビデンス・ベイスド・メディシンとは、「手持ちの最良のエビデンス(best available evidence)を活用すること」である。ヒトを対象としたデータが皆無

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    hiromasai 2015/07/23
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  • ステロイドは感染のリスクをいかに高めるか

    注意! これは神戸大学病院医学部5年生が提出した感染症内科臨床実習時の課題レポートです。内容は教員が吟味し、医学生レベルで合格の域に達した段階 で、人に許可を得て署名を外してブログに掲載しています。内容の妥当性については教員が責任を有していますが、学生の私見やロジックについてはできるだ   け寛容でありたいとの思いから、(我々には若干異論があったとしても)あえて彼らの見解を尊重した部分もあります。あくまでもレポートという目的のために   作ったものですから、臨床現場への「そのまま」の応用は厳に慎んでください。また、ブログをお読みの方が患者・患者関係者の場合は、内容の利用の際に   は必ず主治医に相談してください。ご不明な点がありましたらブログ管理人までお問い合わせください。kiwataアットmed.kobe-u.ac.jp まで ステロイドは感染のリスクをいかに高めるか ステロイドは

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    hiromasai 2015/07/21
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    hiromasai 2015/07/21
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    hiromasai 2015/07/03
    「アメリカの感染対策はうまくいっていない(だから日本の感染対策はこれでいいのだ)」という夜郎自大な言... via 楽園はこちら側 http://ift.tt/1ghDGdE
  • こんなとき、「こんなときフィジカル」

    雑誌「総合診療」に寄稿した文章です。 こんなとき、「こんなときフィジカル」 漫画は世界に誇る日独特の表現媒介である。それはアメコミやフランスのバンド・デシネとも異なる、実にオリジナルなもので、ここ数十年その独自性はさらに先鋭化、多様化を見せている。 多様化の一例が「学習漫画」である。これも昔は通俗的な子供向けのものだったのだが、石ノ森章太郎の「マンガ日経済入門」あたりからその質が飛躍的に向上し、学習媒体としても作品としても楽しめるものが増えてきた。我々は漫画べ物を学び、スポーツを学び、歴史を学び、どこぞの政治家のように国際情勢も学び、(なんと)音楽まで学ぶ。だから、医学を漫画で学んでいけない理由もないだろう。 他方、フィジカル(身体診察)学習方法も近年飛躍的に進歩している。その理由はなんといってもYouTubeだ。教科書では理解し難い心音や神経、筋骨格系の診察手技に至るまで容易に理

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    hiromasai 2015/07/01
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    hiromasai 2015/06/30
    急性細菌性腸炎で、外来で一番よく見るのはカンピロバクター腸炎だ。調査の方法や季節にも夜が、おそらくは... via 楽園はこちら側 http://ift.tt/1ghDGdE
  • 髄膜炎 カルバペネムは使わない

    肺炎球菌とインフルエンザ菌という重大な髄膜炎起因菌には効果的なワクチンが存在する。日でこれが普及すれば、疾患はまれなものとなり、治療についていちいち悩まないでよい状況になるかもしれない。なるといいな。 細菌性髄膜炎については診療ガイドラインが存在する(細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014 http://www.neuroinfection.jp/pdf/guideline101.pdf 閲覧日 2015年6月29日)。これによると、日では年間1,500例程度の髄膜炎が発生しており、そのうち7割は小児であるとされる。B群溶連菌の髄膜炎は日ではまだ多く、特に生後7日以降に発症するlate onset disease, LODが多い。また、妊婦のGBSスクリーニングでGBS感染症が減ると相対的に増えるとされる大腸菌も原因菌として重要だ。 その後、年齢が上がっていくと肺炎球菌やインフルエン

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    hiromasai 2015/06/30
    肺炎球菌とインフルエンザ菌という重大な髄膜炎起因菌には効果的なワクチンが存在する。日本でこれが普及... via 楽園はこちら側 http://ift.tt/1ghDGdE
  • 細菌性急性咽頭炎の抗菌薬治療について

    現在まとめているの一部だが、ご質問いただいたのでこちらに紹介。歯切れのよい回答ではないが、臨床的な問題とはたいてい歯切れの良くないものなのだ。 急性咽頭炎 細菌性急性咽頭炎の治療薬はは、ペニシリン系が第一選択肢である。前職の亀田総合病院ではバイシリンを出していたが、現在では入手の容易さからサワシリン(アモキシシリン)を用いることが多い。もちろん、伝染性単核球症でないことを確認することが大事になる(アミノペニシリンによる皮疹を避けるため)。 そういう意味でも微生物学的確定診断(迅速溶連菌検査か咽頭培養)は必須だと思う。培養陽性イコール伝染性単核球症の否定とは言い切れないが、若い人のオッカムの剃刀から、ある程度蓋然性は上がる(ただし、後述する問題は残る)。 よく用いられるCentor criteriaとかMcIsaac scoreとかがある(Centor RM et al. The diag

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    hiromasai 2015/06/25
    現在まとめている本の一部だが、ご質問いただいたのでこちらに紹介。歯切れのよい回答ではないが、臨床的な... via 楽園はこちら側 http://ift.tt/1ghDGdE
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    hiromasai 2015/05/25
    注意! これは神戸大学病院医学部5年生が提出した感染症内科臨床実習時の課題レポートです。内容は教員が... via 楽園はこちら側 http://ift.tt/1ghDGdE
  • 化膿性脊椎炎の治療における赤沈降下速度の意義

    注意! これは神戸大学病院医学部5年生が提出した感染症内科臨床実習時の課題レポートです。内容は教員が吟味し、医学生レベルで合格の域に達した段階 で、人に許可を得て署名を外してブログに掲載しています。内容の妥当性については教員が責任を有していますが、学生の私見やロジックについてはできるだ   け寛容でありたいとの思いから、(我々には若干異論があったとしても)あえて彼らの見解を尊重した部分もあります。あくまでもレポートという目的のために   作ったものですから、臨床現場への「そのまま」の応用は厳に慎んでください。また、ブログをお読みの方が患者・患者関係者の場合は、内容の利用の際に   は必ず主治医に相談してください。ご不明な点がありましたらブログ管理人までお問い合わせください。kiwataアットmed.kobe-u.ac.jp まで 化膿性脊椎炎の治療における赤沈降下速度の意義 抗菌薬投

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    hiromasai 2015/05/25
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